25.12.08

Christmas turkey

今日は我が家好例のクリスマスディナー。子供たちには、Meméと呼ばれている義理ママンのローストターキーです。ここチューリッヒの典型的なクリスマス料理と言えば、ローストハムとか、今の若い家族はフォンデュー・シノワーズと言って、いわゆる中国の水炊き風なものを食べるらしいです。が、うちの義理ママンは、ベルン育ちですがお母さんがフランス語圏のフリブール出身なので、ドイツ語圏にはあまりなじみではないローストターキーがクリスマスのテーブルにのぼります。
付け合せは、カールドンという野菜のグラタンと栗の甘露煮。カードンは、アーティチョークの種類で茎の部分を頂きます。蕗のような食感で私はこれが今日のメニューの中では実は一番だいすきです。ソースは、グレービーとアミガサタケmorillesのクリームソースとクランベリーソースで頂きます。
今日の一番楽しいのは、義理ママンと一緒に七面鳥を焼くこと!
ではでは、ここで我が家のローストターキーの作る模様を大公開。

約5キロの七面鳥君は、残念ながら皮が割れちゃってたので、私が針で皮を縫ってあげました。結構外科医のような気分で、義理ママンに「ターキーのおしりを縫わせたら、あなたの右にでる子はいないわね。」とまで言ってもらう。これすごく、大切なんですよ。皮がやぶれていると、おいしい肉汁が出ちゃって、お肉が乾いちゃうのです。 これが、我が家のフィリング。卵、ハム、栗、レバー、玉ねぎ、セージ、タイムが入っています。
このフィリングを七面鳥さんのお尻の中に詰め込んで、オーブンで約3時間かけて焼き上げます。

これを切り分けるのは結構力仕事なので、ダーリンのお仕事です。

夕食のあとは、クリスマスツリーの下に置かれたおじいちゃん・おばあちゃんからのプレゼントを、子供たちがあけて、そして、子供たちによるハウスコンサートで夜は更けていくのでありました。
明日はクリスマス2日目、王子のゴットマザー宅でディナーです。このように、我が家の食い倒れは正月が空けて、義理パパの誕生日8日ぐらいまで続くのでありました。


24.12.08

Merry Christmas


12月は私の誕生日やクリスマスパーティ、仕事納めなどで、とっても忙しい月なのですが、うちの会社は年末年始と2週間冬のオークションの後に閉めるので、私としても、いかにもホリディシーズン。とはいえ、クリスマスショッピングにカード書きが終わると、毎日のように誰かが家に御飯を食べに着ます。みんな、結構なんか日本の物を食べさせてもらえると期待してくるので大変なのです。

今日は24日義理の両親が家に来ます。王子とパト吉4人で教会に行って、クリスマスミサに行って、帰ってきたら私がお食事を出すという毎年のパターン。クリスマスなのに、ご希望料理はすき焼き。いいんだけどね。もっとクリスマスらしいもの作りたいよ。

でも、明日は義理母とターキーを焼きます。毎年の事ながら楽しみです。

Merry Christmas!!!

18.12.08

Silvesterlauf und Fondue-Tram

今年もこの季節です。チューリッヒ名物、シルベスターラウフ。旧市街地とバンホフ通りを走り抜けるマラソン大会で、子供や乳母車を押したお母さんからプロまでいろいろ分かれていて、本当に楽しいんです。今年は、ステファン・ランビエールや昨年の大阪陸上世界選手権のマラソンで銅メダルを取ったスイス・マラソンのヴィクトル・ルートリン選手などなど、盛りだくさん。

我が家の王子は、親友といとこと一緒に約2kmを走りました。いとこの子はなんと200人中14番の成績、王子も友達も100番以内と大健闘しました。 メダルと帽子までもらって大満足の三人。


その日の夜は、お友達企画の忘年会で、フォンデュトラムに乗りました。これは、この間のエグリシップに続く、乗り物シリーズ第2弾で、これまた楽しい夜となりました。でも、フォンデュー食べ放題だけは、食べれたもんではありませんね。男子たちはおかわりしてましたが。。。私たちは、即ギブアップ。この日の前後に3人が誕生日であることが判明。T姉はその3人の射手座女たちに、ケーキまで焼いてきてくださいました。さすがです。チョコケーキすごくおいしかったよ。Mさん、T姉企画大成功です。ありがとうね。





17.12.08

Band Workshop

最近はじめたジャズバンドのメンバーで、ワークショップに参加しました。
ワークショップは、プロのバンドの人たちがアマチュアのバンドをマンツーマンで指導してくれるのです。うちのバンドは、サックス3人、ドラム、ピアノ、コントラバスとバイオリンの私の7人でやってるのですが、私たちの先生であるニコル・ジョーのバンドが私たちを指導してくれました。
バイオリン歴まだ2年目の私には、きちんとキー通りの音を出すだけでも、本当に大変なんですが、一応ジャズバンドなので、ソロのインプロもしなきゃだめで、緊張緊張でした。
楽しかったな。
いつかは、みんなでコンサートしようね。

9.12.08

Samichlaus und Lebkuchenhaus

今年もうちのいい子ちゃんたちのところに、Samichlaus がやって来てくれました。
毎年12月6日に、お隣の三人兄弟と家の王子で、聖ニコラウスを待つのが我が家のおきまりです。
普通はニコラウスさんは、スイス版のサンタさんなので赤い服を着て、家来の茶色い服を着たシュムッツリさんとロバを連れてくるのですが、家の場合、お隣の奥さんが、バーゼルの神父さんの娘さんで、その家に伝わる伝統の服を着た黒いニコラウスさんがやってくるのです。
毎年、この日は、朝からお隣の奥さんが、グリッティバンズという名のニコラウス型のパンを焼いてくれて、ニコラウスが一年間いい子でいた子供たちに持ってきてくれる、ナッツとみかんとチョコをその日の夕食として食べます。
一番上のお兄ちゃんは14歳とその下のお姉ちゃんも12歳大きくなってきたけど、毎年変わらずニコラウスさんの読み上げる「今年のお前は、よく勉強したな。友達とは仲良くしてるか。お母さんの言うことちゃんと聞けよ。フランス語の出来が悪かったそうだな。」などなど、ニコラウスの言うことをちゃんとふざけないで聞いて付き合ってくれる、ホントいい子達です。
結構このニコラウスを躾のだしに使う両親がスイスには多くいるです。ニコラウスに、あらかじめ子供たちの、長所と欠点の紙を渡しておいてそれを読み上げてもらうのです。
去年までは、マジでこの日のあとは、ニコラウスに怒られた事はただしていた王子ですが、今年は8歳で、隣の一番末っ子が9歳、もうそろそろニコラウスも信じてないのかと思いきや、嬉しそうにやってる2人を見て来年もこの伝統続けようね。と誓った私と隣の奥さんでした。
クリスマスは、王子とクッキーを焼いたりしていろいろ楽しみますが、今日は2人でお菓子の家を建てました。毎年これは楽しく作っています。うちに遊びに来た王子の友達たちは、ヘンゼルとグレーテルのように、ここについてるお菓子をとって食べてもいいことになっています。
クリスマスまでにはクッキーだけが残ってお化け屋敷状態です。

2.12.08

Paul Klee

オークションの忙しさにおわれて、最近ブログさえも書いていない私ですが、母のベルンの帰りに、関空の建築家レンゾ・ピアノのつくったポールクレー美術館へと皆で運びました。

子供の為のワークショップや子供美術館などもあって、王子もわくわく。
展示会場に入るなり、監視員さんより、王子は子供の為のパンフレットをもらう。
それは、絵を観ながら探偵ごっこが出来ちゃうという子供を展示会に引き込んじゃうすばらしい企画で、途中まで書いてある線を見て、展示のどの絵であるかを探して、見つかったら続きを描いていくというもので、お絵かき好きの王子はおお張り切り、子供のときにきっとこういう教育を受けなかったであろう、お絵かきの苦手で退屈しているなパパを無視で没頭する王子。

難しい絵は、画家のおばあちゃんをちゃっかり利用して全作完成。

楽しかったみたいです。