17.1.12

Meat !

久しぶりにスイスの仲良し3人娘(?)でお食事に行きました。
今日はS妹ちゃんのチョイスで人気のステーキハウス Rolli'sへ。
入り口にはいきなり、今日は予約一杯と書かれたコピーが掛かっている!
かなりの期待でドアを押したら、先にもう仲良しの2人は到着済み。

いろいろなお肉が選べて、美味しいソースが3種類付いていて、クリスマスから日本でのお正月でフォアグラ状態の私はその日の朝からちょっとお肉はきついなぁ。と思っていた事を忘れちゃう美味しさでした。
ホットストーンの上でジュージュー言っている脂身のない柔らかいフィレ肉がシンプルなのに美味しかったです。
実はホームページを見てて、アメリカ風のメニューが気になっていたんです。S妹ちゃんが教えてくれなければ、絶対あのホームページでは行かなかったな。先月王子を台湾に連れて行ってくださったトレーナーさんと一緒に行ったいなかのアメリカン・ダイナーでの朝ご飯がちょっとひどかったので、アメリカ風にはちょっと拒否反応中。
でも、今日はまたちょっと好きになっちゃいました。

いつも計画力抜群のS妹は、この予約一杯のレストランは6時から8時までと言われていたらしく、そのあとのお茶は近くのSwisshotelのラウンジの席を予約してくれていました。さすが。
そこで、ちょっと驚きの素敵なタルトタタンを頂きました。私焼きたてのリンゴに弱いんです。スイスに来て以来、果物アレルギーで生のリンゴが食べられない悲劇。加熱したリンゴしか食べられないのです。だからかな、焼きたてリンゴと言われるとつい頼んでしまいます。とってもかわいいお盆にクリームやアイスの乗った白いお皿と小さなフライパン。目の前でぱたっとお皿にひっくり返してくれました。(お料理の先生であるT姉は手元がちょっとぶきっちょだったウエーターのお兄さんに、見かねて指導しておりましたが。)



3人とも日本にそれぞれ里帰りしていて話しにも花が咲いて(私が一人でベラベラ話していたような気がするけど)とっても楽しい夜でした。次はなにかな。

9.1.12

Ema



今話題の街(橋下大阪市長のお陰?)堺市が私の故郷なのですが、その中心部にある方違神社の今年の辰の絵馬はなんと我が母上の絵が。

これってすごいと思うのですが。
結構うちの母はさらっと、私と王子にその神社で「あ、ところで、今年の絵馬私がデザインしてん。」というんだもん。

 今年は春から縁起がいいぞ。一応今年はスイスで中学校受験の王子もこのご縁深い神社で絵馬にご祈祷を書いて奉納。

この後、そば好きの堺人にはたまらない蕎麦屋よし井 へ直行。
堺には、1695年創業のちく満という泣く子も黙る有名店があるのですが、悪名も高いその工場のような本店よりも暖簾分けしたこのよし井が、父上のお気に入り。堺独特のこしの無いおそばなんですけど、これが故郷の味で美味しいのです。鰹がすごい効いてるだしも美味しいし、何よりここはちく満とちがって、せいろ以外のもののある。
父がいつも食べる阪神ファンにはたまらないネーミングのホームランなんか、天ぷらからお肉からいろいろなものが入ってたり。
でも、私はこの暖かいせいろが大好きです。目の前でぐつぐつ煮えてるそばの釜もいいし、
いかにも頑固そうなそば職人のおじさんに、それをサポートしている奥さん。最近、跡継ぎらしい雰囲気が出てきた息子さんの坊主頭も最高。
ちんちん電車に乗って、行ってみてください。

6.1.12

Kabuki


今日は母が歌舞伎観劇へ招待してくれました。
初春大歌舞伎で出し物は雷神不動北山櫻。母の友人が前から3列目の花道からもさほど遠くない真ん中の席と言うすごい場所をとってくれたので、迫力も満点。
市川海老蔵が1人で5役、すごく長い歌舞伎で始まったのが4時半で終わったのは9時前。ワグナーも顔負けの長い歌舞伎でした。
かっこええ。やはり花がある役者さん等言うのはすごい。
この雷神不動はよく浮世絵でも出てくる出し物で私も何度かオークションで作品売ったなぁとか思いながら楽しく見させていただきました。
浮世絵の役者絵が好きな私は名前ばかりは、知っているけど観た事のないものばかりで、歌舞伎を見ると本当に嬉しくなっちゃいました。
海老蔵さんは、やんちゃな人らしいけど、すばらしいお芝居でした。
歌舞伎最高。お母さんありがとう。



5.1.12

Hot spring in Arima


お墓参りをかねて、有馬温泉まで足をのばしました。
母が前から行きたがっていた御所坊という元湯のある一番古い旅館へ日帰りの旅です。
芦屋を抜けた所で雪がちらほら。運転中の父はかなりパニック。
雪国スイスから来ている私と王子にはこれぐらいの雪では驚きません。
でも、日本の冬はスイスより絶対体感温度低いと思う。寒い。
とにかく、外気は風も強いし、湿気のせいもあると思う。
でも何より、家の中が特に寒い。
最近の新しい家やマンションはちがうかもしれないけれど、我が実家は建て増し建て増しの建築家一家の住む家。私が寝ている父が母と結婚して建てたバウハウス風の部分の棟は、普段は誰も使わないの部分で、特に窓サッシも木製で隙間風が。。。

それは置いておいて、ともあれ、有馬に着いた。
御所坊。超かわいい。私がとっても好きな昔の六甲ホテルのような雰囲気。まあそこまで豪華ではないけれど、質素で、簡素な所がいい。
まずは、お風呂。11時半の一番風呂。今日はお正月ももう5日で仕事も始まっているからか、母と私以外誰もいない。泥のような黄色いお湯の露天風呂に出ると中が男湯と半分の高さの壁でつながっていた。王子と父の楽しそうな声が聞こえてきた。最高やね。すごくアットホームな雰囲気。
お風呂の後、おいしいお食事。王子は手打ちの10割そば。生のわさびを始めてみた王子。最近、お兄ちゃんになって辛いものを試してみたいお年頃。お気に入りのご様子。しこしこのおそばでした。


私と両親は懐石弁当。器もとても素敵で、お正月風のとても美味しいご飯でした。

食後、有馬を散策。至る所にいろいろな元湯が。懐かしの炭酸せんべいを作っている所を見たりしながら、その横の素敵なカフェで一服。有馬で王子とお酒の飲めない父がはまった飲み物。鉄砲水サイダー。味も見た目もとってもレトロ。
ここのカフェでこのサイダーを生姜で割ったジンジャーエールを頂きました。美味。

ホテルに戻って車間での送迎車が到着。なんと、ロンドンタクシー。きゃあ。。。前に付けてもらったしめ飾りがなんともNippon で、なんともお正月気分。

こんなに近くってこんなに素敵な温泉が合ったなんて。
有馬よいとこ一度はおいで。




4.1.12

Nara


生駒に住む私の93歳になるおばあちゃんに新年のご挨拶をするのかねて、みんなで奈良へ。
王子も5年生の教科書に東大寺の釘の話しが載っていたので、奈良という街に興味津々(と思っているのは母だけ?)
奈良公園でまずは鹿せんべいを買って、鹿とたわむれ

 今年入試の王子はおみくじで大吉をひき(ちなみに私は末吉。何事も慌てるべからず、探し物すぐに出ず。我慢するべし。)


東大寺の柱の通り抜けは、無事脱出。
 


その後、奈良町を散策、美味しい柿の葉寿司を「平宗で頂き、奈良町情報館で振舞い餅までつかせていただいて。
 
最後は修復後、とても美しくよみがえった唐招提寺へ。
奈良満喫の一日でした。

3.1.12

3 days of japanese new year


久々の日本の正月は相変わらずの食い倒れ。母の手料理。唯一、昔とちがう事はお重箱の上に「なだ万」と書いてある事。
母はいつも私が日本に戻ると私が一年中食べたかっただろうというものを用意してくれているけど、お正月は格別。

 妹の旦那様の実家の和歌山・串本からは伊勢エビ。母の生徒さんからは松葉ガニ。毎年年末に向かいに住む私の叔父が黒門市場に行って裁いてもらうふぐ刺し。私の大好きな今井のうどんすき。お正月は日本に限る!断言。