3.2.10

Peking Duck


グルメ道楽かしまし娘で北京ダックの夕べを楽しみました。
贅沢。。。。
実はこのレストラン私の会社の近くで、いつもはランチに行く普通のスイスの中華料理屋さん。
別に、日本人に人気とか、本に載ってるとか、ブログってる人がいるようなところではありません。
でも、おいしくなかったことはない。(断言)
でも、別に人に紹介して、友達連れて行こうとか思ったこともない。
はじまりは私がふと、そういえば1週間前に注文してね的な北京ダックコースメニューがメニューの後ろの方に載ってたな。。と言うのを思い出して、ふと口にしたところ、S姉大乗り気。
さてさて、でてきました。おおおおお。。。。アイススカルプチャー。
地元民が私たちを見ている。「あそこの。中国人のテーブル。うちらのとは違うで。なんやろ。」的な視線。というか、だれもが(わたしも)このレストランで期待していなかった展開。
なんか、思わず恥ずかしくってHappyBirthdayでも歌って、やーあどーも、今日誕生日なんですわ。とごまかしたくなるぐらい、皆さんわたしたちを注目。
アイススカルプチャーの周りにさりげなく置かれた、えび揚げせんべいの上に、薄くスライスされていく鴨の皮がのせられていって。。。そのたびに「じゅっ」と言う音が。
この瞬間まだ食べてもいないのに、やられた。。と言う気持ちが吹き上がってきてるのは、私だけではない。と横にいるS妹とT姉おみると、やはり私と同じ状態に見える。
ただ、このアイススカルプチャー。。。
まじ、さめるやん。鴨の皮。
でも、ここは中華。派手にいってナンボの世界。ここドラゴンインのおばちゃんは、私の会社では中国女性軍長と言うあだ名がついていて、きびきび、しゃきん。としておられるのですが、
今日は私をにやにやと見つつ、「すごいやろ。うちの主人できるねんでこんな事も」と言う視線。
さすがに普段のランチに出てくる鴨とはちがう(実はこのランチの鴨が、私のこの店での定番ランチ)
今日のはいつも以上に、ぱりっ。かりっ。じゅっ。なのに上品。
もう、これだけでも満足なのに。
ここは、ヨーロッパ。中国人やったら捨てている鴨の身を、後3品にしてくれるというこのメニュー。
  • とろーリ、こってり鴨の味がして、しいたけのだしが利いたスープ
  • 鴨としょうがとねぎの鉄板焼き
  • 鴨と野菜のカシューナッツあえ

この後、デザートまで出て。お手頃間満点。

おいしかったっす。

Dragon Inn Albisstrasse 19 8038 Zürich Tel. 044 481 6727