31.1.09

Esperanza Spalding

仕事が忙しかったのと、歯医者さんで3時間もいじられて、唇がアンジェリナ・ジョリーが片方だけにボトックスを入れたような状態になり、二三日寝込んでいた私ですが、
ひさびさにコンサートに行ってきました。
リーダーで、ピアニストのエスビョルン・スヴェンソンが交通事故で去年なくなったE.S.T.の代わりに初スイス公演が実現したEsperanza Spalding。アフロが超かわいい。ちっちゃくって、華奢な体で
でっかいコントラバスを体一杯使って演奏する姿にパワーを感じます。一緒に行ってたトビヤス曰く、名門バークリー音楽院の最年少講師らしい。「バークレーの宣伝宣伝。あそこの学校は広告だけだよ。」と少々ジェラシーも入っています。
歌もすごいうまい。ハスキーなのに高音もしっかり出してていい感じ。ヒスパニック系らしく、ラテンの要素もすごく入っていて、レイバックしてるところも最高。

はじめに彼女がいった言葉がかわいく、「こんな教会みたいにすごいきれいなホールで演奏したの初めて、大きい声出したら神父さんに悪いわね。」
それもそのはずの、今日のコンサートは普段はクラッシック音楽の殿堂、ブラームスの立ち会いのもと、1895年にオープンしたチューリヒ・トーンハレ音楽堂。でも、そこが残念ながら今日のマイナスポイント。クラッシックのホールなんですよね。ここは。ジャズには大きすぎるし、椅子も映画館状態。
ジャズはやっぱり立ち見か、飲み物片手に椅子に足組んで聞きたい。ね。
CDにサインもしてもらっちゃった。うふ。小さい国に住むと、こういうのがいいよね。コンサートの後にアーティストが座っててお決まりのサインしてくれるんだもん。こうやってアンナ・ソフィ・ムッターもロバート・フオンセッカもサインもらってるし私って結構ミーハーかも知れません(もとシブがき隊のやっくんファン。NaiNaiNaiなんにもない。。。)。て、ことでこの写真。

16.1.09

Rico' Kitchen

ピンボケご免ではじまった今日のブログですが、昨日は毎月お楽しみのT姉主宰のお料理教室Rico' Kitchenで、きのことチキンのフェットチーネを教えてもらいました。
手打ちフェットチーネを作っちゃいました。意外とすぐに出来て、しこしこで超おいしいです。
卵黄しか使わないので、きれいな黄色の麺。
手モデルのような美しい手は残念ながら私ではなく、S妹です。交替で10分間一生懸命練りました。
その後パスタマシーンで順々に伸ばしていって、最後にフェットチーネとなるのでありました。
この日は、卵黄しか使わないパスタの為、残りの卵白はチョコレートのフィナンシェと変身。
これもまた、10分ほどの焼き時間で出来ちゃうう優れもの。
早くて美味しい物の好きな私の為のメニューです。
パスタもここまで愛情こめて作るとおいしくなるね。。。
T姉ちゃん、いつもながら、おいしいメニューをありがとう。毎回お教室の後は、うちのお客様はこのメニューとなるのでした。旬だし、おいしいし、前菜・メイン・デザートとすべて揃っていて最高です。
今日のメニューは実は時間がかかるよといわれていましたが、昨日からJSTV(スイスの日本語放送)で、《アラフォー》が始まる日だったので、みんな必死にパスタマシーンぐるぐる回して8時すぎに終わってしまいました。

10.1.09

Slowfood in Lugano


私の仕事は、美術品の鑑定をお客様のお宅に伺ってすることから始まりますが、昨日はスイスのイタリア語圏のルガノへ行ってきました。

チューリッヒもすごく寒いけど、ルガノにも雪が積もっていました。でも、マイナス3度の代わりにプラス3度だから、すごく暖かく感じました。しかも、1週間以上霧の中で過ごしていた私には太陽の光が眩しい。いいスタートです。

でも、今日の仕事は強行でした。ルガノの80歳を超えても現役で頑張ってらっしゃる弁護士さんのお宅にお邪魔しました。奥様も弁護士で現役。3人のお子様も弁護士で、同じファームで働かれています。しかも、ルガノ市内のご自宅は、家と同じでその3人のお子様家族を含めみんなが一緒の邸宅を分けて住まれていました。(と言っても、家とは大きさが雲泥の差ですが。)

東洋美術だけでも300点を超える美術品の鑑定を、1日でするのは結構しんどかったけど、お昼ご飯は素敵でした。
いつもだとお昼は外に軽く食べにでるか、サンドイッチ持参でこういう仕事は済ませる私ですが、パンとハムでも、と言われたので、軽いお食事ならでは、とご馳走になるつもりだった私をブラジル人のメイドさん、ローザに案内された部屋には、なんと銀器に盛られたハムとパン。

パンの間にハムでも入れてサンドイッチにして、がぶりと思っていた私の横で、優雅に銀器のナイフとフォークでハムを切って食べるご老人お2人。 こういう優雅な生活が80歳を超えても現役で働ける秘けつなんだろうな。と実感しました。

7.1.09

Hot dog on Ice

明けましておめでとうございます。

と、いうことで今年も頑張ってブログと思いきや、新年早々風邪をひいてしまいました。
寒いです。毎日氷点下五度ぐらいの日々が続いています。クリスマス明けに、スキーに行ったかえりの氷点下10度の車の中で着替えたのが原因かもしれません。
せっかくの2週間会社のクリスマス休暇の半分をベットで過ごした私でした。

で、今日は仕事始めで元気になって(小学生の時から、週末と休みに風邪をひく体質だった私。)張り切ってたところ、お隣の野外活動とか、大工仕事、手芸の大好きな友達が、この2週間くらい続いている氷点下の気温を利用して、庭の芝生の上に、地道にバケツに入れて冷やしておいた水をかけて、氷を張り(6畳くらいの広さはあったと思う。)、しかも仕上げにアイロンをかけてつるつるにして、アイススケートリンクを造っちゃいました。
王子たちは、アイスホッケーのスティクを出してきて遊んだり、女の子たちはすいすいスケートをして楽しみました。

音楽まで近所迷惑にもならしちゃって、もう最高の雰囲気。寒かったけど、外で冷たい空気の中動くのって気持ちいいです。

今日の夕食は、ホットドック。ケッチャップに、ピクルスに、ローストオニオンもたくさん入れて、みんな大満足。いつも、彼女の素敵なアイデアには、脱帽です。