30.12.11

Yokohama now


 トビアスの日本ツアーの計画を立てるべく、東京・横浜の旅に来ています。

この日の私の唯一の救いは、以前スイスに住んでいたNちゃん。今横浜に住む彼女は私の強硬スケジュールしかも、右も左もわからない東京・横浜のナビ役をかってでてくれたのです。天使やぁ。助かったああ。彼女の言う通り電車に乗って、歩いて。
いつ目の東京駅での打ち合わせの予定が11時だったので、朝早く大阪を出た上、時差ぼけで昨日は寝ていないし、寝不足でフラフラ。
彼女のいつもの楽しい話しでつかれもすべて吹っ飛んでしまいました。
その後、2件の打ち合わせを無事時間通りにすませて、横浜の中華街へ。
もう一人の横浜友人で、酒店を経営している私とパト吉の仲人が彼の友人がやっている中華レストランを年末の忙しい時にレストランを予約してくれました。
こうやって考えてみると、本当に友達に恵まれてるな。私。
そのレストランは関帝廊通にある三和楼。上海料理のお店で上海がにが食べられるよう。私たちは美味しいサービスしていただいた餃子を食べて超満足でなっちゃんの住む、横浜みなとみらいの見える超高層のマンションへ。それはそれは眺めのいい、大人の住む家。鉄人レース出場経験のある走れる証券マンの旦那様が、ワインを片手にお待ちかね。
いいな、大人の2人。ラブラブで。ごちそうさまでした。




29.12.11

Tsuruhashi - the korean town





年末に妹夫婦と両親と一緒に焼き肉を食べに、大阪鶴橋のコリアンタウンへ。
当然、昔から鶴橋、生野と言えば在日韓国人の方々の住まれる地域だったのですが、ここ10年はすごいらしい。という訳で母の鶴の一声でみんなで集合。マッコリを飲みながら、おいしい焼き肉は最高。テールのクッパがめちゃくちゃ美味しかったです。食後に、コリアンタウンをみんなで散歩しました。

チジミを焼いている屋台や、キムチの店、チョゴリを売る店から、エルメスならぬツルメスやシャネルならぬツルネルを売る店など(妹の話しによると、最近3万でツルメスを買った人がその店に偽物を売ったと訴えて、その店が警察煮摘発されるというニュースがあったらしい。嘘やんそんなん。)
トルコのバザールを散歩しているみたいでした。
大阪にお越しの際は是非一件あれ。
 謎の看板発見。子袋たたき?

27.12.11

Back to Sakai


日本です。関空について、まず母のおかえなさいハグの後の一言め。
「穴子寿司買って帰ろうか。」
私の出身地 堺は商人の街、千利休の街。おしいもん、たんとあります。
ここ深作の穴子寿司もそんなうちの一つ。小さいお店にお持ち帰りと出前だけの店で(だと思う。)職人さんがこんな感じで年末の忙しい厨房件カウンターに立ってはります。
穴子ふぁふぁ。ただいまぁああ。にっぽん。

 家に戻ると、この時期お歳暮の時期ということもあって美味しいもん続々です。
私が戻る日まで送るのを待っていてくれた、松葉ガニ。
生きてる!!
夜は母が水炊きにしてくれました。身はするっと取れるし、さすが新鮮。
おいっしい。

明日は何かなぁ。





26.12.11

Christmas like every year


今年のクリスマスも毎年のように楽しい家族団らんで終わりました。
まずは、イブはゴットマザーである山ちゃんちの巨大クリスマスツリーの蝋燭に灯をともしてクリスマスツリーの下に用意されたプレゼントを楽しんで。

クリスマスの日は義理マモンの美味しい七面鳥。毎年楽しみにしているスイス版ママの味。
付け合わせはいつもカルドンというジュネーブ州でしか売っていないごぼうのような食感の葉野菜のクリーム煮に、芽キャベツ それから栗の甘露煮。これがまた美味しいんだ。。。栗大好き。彼女のターキーにお決まりは、スイスではモルフェレと言われるアミガサ茸なる名前のキノコのソース。それに、イギリス仕込みの私のクランベリーソース。


子供たちも、クリスマスの慣習をすごく大切にしてくれているのがわかったのが、この日。
王子と従姉はお昼過ぎに2人で部屋にこもって何をやっているのかと思ったらクリスマスキャロルの練習。なんにも言ってないのに。母感動。
こういうクリスマスの文化をずっと伝えて行って欲しいもんだ。


21.12.11

Quick lunch





グルメのブログなのに、これあかんで。のテーマで失礼します。
昨今、震災以来、日本食料品店の品薄と、入ったら奥さんがた集るように大量外で即また棚がからという海外に住む日本人のハムスター状態が日に日にひどくなっている中、
近所のスーパーで日清の焼きそばが買えるというすごい嬉しいニュースです。


この前の日本人学校での待ち時間によっちゃんがめちゃ楽しそうな顔でミグロで買ってきたこの逸品。
今日何か朝から年末の挨拶回りで、買い物する時間もないし、日清焼きそば助かりました。
王子大喜び。
以前は街の高級デパートグロブスに小さくなって日本版のこれはあったけど、こちらはMade in EU。
味的には日本製のそれより少しピリ辛。ヨーロピアン好みになってます。
しかも、チリというバージョンもありました。からいものがダメな私には多分無理でしょう。
中には、いつもの粉末のソースが液体になっている事と、少しピリ辛な事、面が細め、
青のりの代わりに、乾燥ネギが入っている事を除けば作り方もすべて一緒。
格安スーパーにはカップ麺のこれもあるそう。(会社の食堂で、昨日それにお湯を入れて食べているスイス人同僚発見。)
日清すごいぞ。



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18.12.11

X'mas dinner Vol. 4

はい。そうです。毎日クリスマスディナーの今日この頃です。ちなみに、明日は友人の家ですき焼きです。

テニスクラブの仲間たちと、彼女達の好きな恒例のMakoto Sushiへ。
以前ブログに書いたのですが、ここはスイス人が握るお寿司屋さんです。半分嫌々言ったのですが、食べてびっくりの美味しさだったという店です。シャリが結構美味しい事と、お寿司と考えるからダメな訳で、アメリカ生まれの裏巻きが本当に美味しいのです。
私のお気に入りはスパイダー巻き(写真上から3番目)と言うソフトシェル蟹の天ぷらが中に入っている裏巻き。かりかりでめちゃうまです。ちなみに、ここのレインボーと言われる外側に鮭やらアボガドの薄切りをきれいに巻いていある(写真上から2番目)のは、チューリッヒ市内のSAMURAIの方がきれいだし、おいしいけど。
ちょっとカロリー高めのお寿司達だけど、とっても美味しいかったです。
大使館のレセプションも、日本の本物のお寿司を出せないのだったら、こういう新しいクリエイティブな日本食はどうかな。

14.12.11

Christmas Menu at Rico's kitchen

今年最後のRico's Kitchen。クリスマスメニューです。
前菜はナッツ入りのクリスマスサラダに(ヘーゼルナッツアレルギーの私はナッツ抜きバージョン)、モッツァレラチーズのスープ、手前のたこ焼きみたいなのはグジュール。チーズ味のシュークリームみたいなやつです。
このスープは今年の山ちゃんちのクリスマスディナーに持って行こう。(菜食主義の彼女のクリスマスディナーには毎回私が前菜担当なのです。)
メインは ヒラメの上にアロマットと言われる野菜をのせて焼いたもの。カリフラワーのグラタンも今度は違う野菜でもやってみよっと。我が家の義理マモン達が来るクリスマスディナーは魚好きのおじいちゃまの為にこれに決定。

デザートの洋梨のクランブルはちょうど昨日王子がイギリス人ママの友達の家で、アップルクランベルを食べて帰ってきて、食べたいと言ってたばっかり。こちらは、洋梨のお酒のウイリアムスが効いていて大人の味だけど、少しアレンジして王子に作ってあげようっと。

毎年我が家は、Rico's Kitchen 主宰のT姉のメニューをそのままクリスマスに使わせていただいております。
今年もおしゃれでおいしいお料理たくさん教えていただいてありがとう。

Yeah, birthday

日本じゃこの歳で誕生日だ!!なんて言ってたら笑われるんやろうけど、スイスでは自分の誕生日は仲間を招待して自分でお祝いします。
今年は、家でこそっと家族と仲間で飲もうと思っていたのだけど、いつものごとく嵐のような友人のT君が、私が前から聴きたがってたNY在住のScott Tixierがチューリッヒで演奏するから、君んちで飲んだあと夜(彼の場合は10時以降)みんなで聴きに行こう!なんて言うけど。コンサートはうちとは逆方向。
てなことで、コンサート聴きながら、美味しいもん食べて、飲もうという事に。
会場は夏に一度コンサートを聴きにいったレストランAlpenrose. Metronomtという名前でここで月一でコンサートが行われます。なかなか素敵で若いジャズ・ミュージシャン達がいろいろなフォーメーションで演奏してくれる合間に食事とデザートが出るのです。
メニューは毎回少し違うけど、基本は簡単な鶏の焼いたものとかと、ベジタリアン用のパスタやパイなど。
今回のデザートはバナナパイにキャメライズされたマカデミアナッツが載せてあるパイ。
バナナとマカデミアナッツ好きの私は即注文。これがまた、意見が分かれる一品で私、パト吉、会社の仲間達は美味し~の連続。T姉と王子はいまいち。ケーキのプロのT姉には生地が分厚すぎるらしい。私も、実は上に乗ってたバナナとマカデミアだけを食べていた気がする。。。でも、これはこれやん。って感じに美味しかったです。スイス人にはたまらない一品でしょうね。甘くってボリュームあって。

 いい音楽聴いて、美味しいもん食べて、仲間とわいわい騒いで、こういう誕生日が一番いいな。後で片付けもんもないし。来年の誕生日は2012年の12月12日の超ぞろ目です。何か面白い事したいな。

11.12.11

Show after show, award after award, party after party...so wonderful

年末です。忙っそがしいです。オークションだし、ついでに明日は誕生日だから会社に持ってくケーキ焼いたり、王子は受験だし、クリスマスカードや年賀状も書きたいし、バンドのコンサートもあるし、練習したいのに時間取れないし、この時期は自分だけが忙しいんじゃないから、忙しい顔するのは嫌だから普通にしていると、どんどん仕事は降ってわいてくるし。。。
その上、パーティの嵐、会社のクリスマスパーティーに始まり、毎晩何かある、ひどい日は2つの宴会のはしご。。。
月曜日は大使館の天皇誕生日レセプション(日本酒美味しかったです。利き酒大会。ただ、大使館ともあろうところが、あのお寿司はひどい。ベルン一の高級ホテルベルビューパラスであの寿司を出すとは。。。ご飯はリゾット米かと思うほどの、真はあるのにべちょべちょで。。。)。でも、母上様のおかげで毎年ご招待を受けるこの神々しいレセプションは1年に一度、遠くベルンの大使館に働いておられる私がお姉様と尊敬している素敵なKさんにもお会いできるし、いろいろな方にお知り合いになれるので毎年楽しみにしている恒例行事です。



こちらの天皇皇后両陛下の写真は何か感動しちゃったので撮った私を、日本パーティが苦手なパト吉の代理でおつきあいしてくださったT姉に注意されたので少し小さめに載せちゃおう。


年末は賞の季節でもあります。

始まりは先週のN嬢でおなじみ妹分のNicole Johaentgenちゃま。なんとモナコでインターナショナルジャズ・ソリストプライスとして優勝!!来年のモンテカルロジャズフェスティバルの出場権をゲット。
賞金は少ないけど、すごいもんです。彼女のサックスの実力じゃ優勝は決まってたけどね。

それに続いて、賞金もすっごいのが私がエージェントとして来年の日本ツアー企画中の
Tobias Preisig君。チューリッヒ市より文化奨励賞 Kulturelle Auszeichnungをもらいました。

すごいね。若者達は。
これからも応援してるよ。


でも、きょうは日曜日、王子と私は今日は誰とも約束しないで家を片付ける日に決定。
私に似の王子は片付けが嫌い。散らかすの大好き。出したものは出しっ放し。
なのに、友達が多くって家には殆どいないし。母として反省。
これがまた、パト吉はきれい好きのスイス人ときた。でも、彼のいい所は私たちにそれを強要しないこと。でも、母として反省中の私と自分でも最近ちょっと自分の部屋の爆弾が落ちたお花畑状態はまずいと感じていた王子はお片付け決行。
いやー気持ちいいもんですね。
気分を良くした私は、スイスの伝統。自分のお誕生日は自分でみんなに振舞うを実行するため。ケーキ作りも決行。
美味しそうなショコラ・ファンダンも焼き上がりました。

30.11.11

Christmas Team Dinner

うちの会社は絵画部門と商品部門に分かれるのですが、その私が所属している商品部門のクリスマス会に今年は久々にKreis 6と言うレストランに行きました。
ここは結構古くからあるおいしいレストランでチューリッヒの閑静な住宅街の真ん中にあります。
毎年順番にレストランを決めて10人ほどのこじんまりとしたいつもの仲間でゆっくり夕食を頂くこの会。今年はこのレストランの近くにすむMさんがこのレストランを取ってくれました。
私が取ったのはまずスターターがたこのグリルとフェンネルのサラダ。
たこ好きのわたしはメニューにたこが載ってるとつい頼んじゃうんですけど、ヨーロッパでは、はずれが結構ある。イタリアのリグリア地方でも、カラブリアでも、生臭かったことがたびたび。。。今回のは正解。とろけそうに柔らかい食感に、軽く効いたニンニクの香りとグリルのテースト。質の高いオリーブオイルの香りがこれを100点満点に!生のフェンネルもサラダで食べるのが大好きなのでとってもおいしかったです。ただ、この量。
食べきれる分けないし、しかも次に取ったメインが肉料理なので半分で断念。

そして私の今日のメインはジビエ!!牡鹿のフィレに、芽キャベツのクリーム和え、赤キャベツ、シュパッツリと言うパスタ添え。
フィレにはスイスではアイヤーシュワンムリと呼ばれる杏茸のソースがかかっていて、
お肉はとろけそうに柔らかかった。ひさびさの満点。
ただ、残念だったのはシュパッツリが焼いてあったこと!私は、このパスタの茹でたてのところが好きなんです。でも、私の前に座っていたうちの会社のロックンロール経理のミチ君が残らず食べてくれました。(若いってすごい。みんなの残りを平らげていた。マックで
ビックマックメニューに追加のチーズバーガーを頼むタイプだろうな。痩せてるのに)
楽しいひとときでした。

ただ。
この後、前のブログに書いていたダンサーの方の打ち上げ兼誕生パーティに参加。
劇場の横にあるライブハウスを貸し切って、でかいスクリーンを使って舞台でみんなでカラオケ大会!歌って踊れる板前さんまで参加で、それはそれはおもろい長い夜となりました。
ひさびさに、ギンギラギンにさりげなくbyマッチを聞きました。ほお骨が痛むまで笑いましたとさ。お誕生日おめでとうございます。それから、公演の大成功おめでとうございました。

28.11.11

JBpress

Japan Business PressことJBpress というWEB経済メデイアに
在スイス・ジャーナリストの岩澤里美さんが、

浮世絵も印籠もお任せ!の東洋美術鑑定家 ヨーロッパに眠るお宝を掘り出す目利き」

と言うちょっと照れちゃうようなタイトルで、私の仕事に就いての記事を書いてくださいました。

彼女には7月に行なわれたArtists for Japan and the Futureのチャリティーイベントの事もヤフーを始め、オルタナと言う環境雑誌にも記事を書いていただきましたのですが、
今回の記事は自分の事と言うこともあって、読んでて自分でもすごく不思議なんですよね。
あ、そうだ、そうだったんだ、自分って、とか思いながら、結構、自分なりには無我夢中にやってきたこの20年間をなんだか短い自分史を書いていただいたようで。

それほど長くもないインタビューからこんなすごい文章が書けちゃうなんて。
さすが、ジャーナリストの方だなって大感心。

ありがとうございました。

27.11.11

Vanishing

Artists for Japan and the Future を一緒に企画・主催させていただいた平敷秀人さんの新しいパフォーマンスをT姉とよっちゃんと一緒に観に行きました。題名はVanishing
いつもながらの鍛えられたすばらしい動きに目を奪われました。

現代舞踊というのは、それどころか、ダンスと言うものを観に行く事はまずない私でしたが、最近秀人さんのダンスを始めたくさんみせていだだく機会に恵まれて
わからないから見ないという恐怖心もなくなり、最後まで楽しませていただきました。
具体と言うものもわかってきたような気がします。音楽にしても、絵にしても具体いわいるコンクレート・アートは考えすぎちゃダメなんですよね。いいと思えばいいし、題名とか、わからないとか怖がらないでたのしめばいいんですよね。

途中で山海塾のようなつるっとした日本で活躍されているダンサーの方が、徒然草を歌いながらさまよったりした時、横にいたT姉が笑いの渦にのみこまれちゃって、もうダメ。。状態。いっしょに、バカボンのレレレのレとかいいながら、たまらなくなりながらも、笑うのをこらえた私たちでしたが、公演のあと秀人さんに、ひと言「笑ってくださいよぉ。」と言われてまたまた目から鱗の私たちでした。なんか、静かに観てなきゃいけない感じがしてたんですけど。。違うらしい。だから、具体なんでしょうかね。自分が思ったように受け止めて感情を出しちゃっていいんですよね。クラッシックのコンサートでは最近拍手は公演の最後だけにしてください。演奏の邪魔になりますから的に言われる事が多くなったせいか
ちょっと緊張してました。わたしたち。
というか、どうリアクションしていいのかわからないんですよね。見慣れてないものは。
ジャズのコンサートだったら、どこで茶々入れるべきとかわかるんだけど。

こんなに楽しいもんなんだ現代舞踊は、とまた新しい経験でした。






24.11.11

Light up our town

 今年もクリスマスのライトアップが始まりました。
激動の1年でした。
オークションも来週から始まるし、年末の日本への里帰りまで後もう1ヶ月。
たのしみです。

21.11.11

Grüntee Apéro


チューリッヒでおいしい日本茶といえば、青雲堂の池田さん。
彼女が主催の二度目の日本赤十字へ募金される為のチャリティーお茶会によっちゃんといきました。
和菓子のイエガーさんをはじめいろいろな方の作られた洋菓子のような和菓子達。
East meet West Sweetという題名での今日のお茶会は抹茶ボールのクッキー、豆乳のパンナコッタに黒糖のシロップがかかったものや、抹茶のロールケーキ、にっきといいたくなるシナモンクッキーの中にモンブランのように栗のクリームの入ったお菓子。などなど。
すべてがすごく上品でおいしいお味。
池田さんが入れてくだされた緑茶は本当においしかったし、お薄までいただいて、満足満足の私たち。
彼女はCHBOXというスイス在住のいろいろな分野で活躍されているアーティストの方々が募金箱を作ってそこに募金を入れてもらうという活動にも参加されていて、その方達の作品の一部を展示されていました。その中の一人で私もオークションで取り扱わせせていただいたことのあるAkiko Satoさんもその活動に参加されていて、お話をさせていただきました。
母のスイスでの展覧会にも来ていただいていたそうで、すぐに名前がつながらないで失礼いたしました。たくさんいろいろな方がいろいろなところで素敵な活動をされていて
本当に毎回感動です。




17.11.11

Red Rock

最近はまっているジンジャーエールがあります。
アメリカ製なんだけど、ボトリングはスイスでしているらしい。
この何とも言えない古くっさいボトルも咳止めの薬の様でちょっといけてるもう一つの理由なのです。
よく行くヘルシンキというクラブで売っているのですが、
アルコール分が入ってなくっても、これだけでいけちゃうぐらい きっつい代物なのです。

まず、1口目にいく前ににおいをかくだけで、咳が出ます。
わたしとN嬢ははまっているけど、T君なんかはこれを飲むとくしゃみがとまりません。
2口目を飲んでも、咳が出ます。涙もでてきそうです。
3口目にはなれてきて息をしないで飲まないようにします。おいっしいいい。
生姜をそのまま飲んでいるようです。風邪ひきなんか吹っ飛びそうです。
4口目にまたきっついことをすっかり忘れて、また普通に飲んでしまいます。
それで、咳がでて、わさびの効きすぎたお寿司を食べた時のように、ツーンとして涙がぽろっと流れます。

先週ロンドンで久しぶりにジンジャービールを飲んだけど、このジンジャーエールのむこうにも並びません。

どこで買えるのかな。ご存知の方ご一報をください。ぺこ。

Kunst 11



やっと今日の〆切ぎりぎり15分前に冬期オークションのカタログ書き終わりました。
もうこんなぎりぎりの人生いやああ。と毎回思うけどこんな生活16年やってる私は、
好きなんでしょうね。

明日からチューリッヒで一番大きなアートフェアーのKunst が始まります。
それに向けての今日はオープニング。知り合いのかなりいけてるギャラリーもたくさん参加されています。参加者はドイツやスイスが多い感じがしました。
例年よりスイスフランが高すぎるからなのか、外国勢が少ないような気がします。

Art Baselのような年間超Must beイベントにはまだまだ及ばないけど、毎年参加してるけど
だんだんレベルアップしている気がします。スポンサーもたくさんついているからかな。


チューリッヒ州立銀行もこのイベントのスポンサーで若いアーティストやギャラリーのコンペなども行われます。このコンペのコーナーはかなりおもしろくって、まず雰囲気がめちゃアート。まずは、どこもかしこも室内は禁煙のこの国で、そこのコーナーは無礼講。。
音楽が鳴り響き、若いアーティスト達がたまってて、どこのクラブかしらという雰囲気。

来年も楽しみです。


8.11.11

London

ロンドンです。先々週はパリで今週はロンドン。遊び歩いてる様ですが、こちらは半分勉強とお仕事の休みに美味しいもんと時間があれば買い物の巻。
世界中のディーラが集まるオークションと東洋美術のギャラリーのオープニングをかねた、アジアン・アート・ウイークに同僚の山ちゃんと一緒に参加です。



むかしなつかし研修生として働いたクリスティーズも中国色のみ。私がいた90年代は中国部門の方が2人だけで、日本美術部に間借りしていたようなものだったのに、今は時代は中国。アジアン・アート・ウイークというのに日本美術なし。。。日本美術部にも崩壊状態。
サザビーズの方も、日曜日にインペリアル陶器の面白そうなレクチャーがあるので行ったところ、上海のデパート状態。込み過ぎ。しかもすべてご当地の方々。すごいパワーや。当時日本人の方がロンドンのオークションに参加してた頃もこれほどではなかった。
商品の数と質は確かにサザビーズの方が上だけど、いつものごとく雰囲気はクリスティーズが抜群。会社の色がすごく出ていて面白いです。

何日かに渡ってお祭りのように毎日ロンドンのいろいろな東洋美術のディーラーやお店のある地域 ハイストリートケンジントン、セントジェームス、メイフェアでギャラリー・オープニングがあるのですが、今夜はセントジェームス地区の番。
道を歩いていたら前から来るのが、知人のニューヨークのアートディーラー。
ギャラリーに入ると、そこには香港からのうちの顧客とネットワーキングには最高のイベントです。
オープニングもスイスとまた少し違って面白い。シャンペンにチョコレートがでてたり、
そのチョコが青かったり。(色付きのチョコなんてスイスでは子供も食べない?)
でも、中身の濃さは大英帝国の東洋美術の文化は深さが違う。
勉強になるわ。

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5.11.11

Rico's kitchen in Vietnam







空港なう。今週から始まっているロンドンのアジアアートウィークに山ちゃんとまいります。毎年一緒にいくロンドン私と同様ロンドンに留学してた彼女とする里帰りみたいなもんです。
といっても週末だけ楽しんで月曜日は仕事です。

昨日は、T姉主宰のお料理教室でした。
ベトナム料理の巻でモチモチのライスペーパーを使ったカニコロッケに目玉焼きのヤムサラダとタラのココナッツミルク煮。デザートはプリンに練乳、エスプレッソとクラッシュアイス。
こんなお魚の食べ方もあったのね。是非また作ってみよっと。



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1.11.11

Charlie Watts



王子がハロウィーンに出かけて、友達の家にお泊まりもしてくれるということで
久しぶりにパト吉と彼の大好きなブギウギのコンサートへ。

音楽なんでも大好きなんだけど、ビートの変わらないのは苦手。だから、ブギウギとテクノが少し苦手。

でも、今日のはいつもと違って私から提案。
だって、彼の好きなアレックス・ツヴィンゲンベァーガーというドイツ人のめちゃくちゃカルト的な人気ブギウギピアニストが、なんとローリングストーンスのドラマー・チャーリー・ワット様と一緒に組んで今ヨーロッパをツアー中の 
The ABC&D of Boogie Woogie
というバンドがチューリッヒに来るというのだから。

このたまらなく平凡なバンド名はメンバーの頭文字を取ったものらしい。

Axel Zwingenberger (p), Ben Waters (p), Charlie Watts (dr), Dave Green (b)

私とパト吉は、コンサート前にまずは食事しようよと、コンサートが行われるレストランもあるカウフロイテンに入って、席に着いたところ、なんと隣でお食事をされていたのは、
チャーリー・ワット様ご本人。品のいいトックリの赤いセーターにジーンズ姿。

隣に座っているブギウギピアニスト達のヘビー級とは大違いのロックンローラーでスリムなおじいさまって感じ。小さい街に住むとこういう事がラッキーよね。すごい普通の人ですこしびっくり。

でも、今日のコンサート客層もすごかった。普段のトレンディーなカウフロイテンとは打って変わって、私がきっと最年少???ってか?
白髪の波また波。ブギウギという音楽のせい?それとも、ローリングストーンズファン?

一列目をぶんどって、踊りまくっていらっしゃったおじいさまはコンサートの途中でしかも脱水症状で倒れるまでのハプニング。ここはどこ。。。わたしはだれ。。。

負けずに音楽に集中。の私。まじ、よかったっす。感動したっす。

チャーリー・ワット様は本当に音楽が好きなんだろうな。ストーンズの時も、クールで一人場違いにインテリっぽくてかっこいいけど、今日の彼はすごく嬉しそうにドラムを叩いていたように思えました。楽しいぃっていいながら。


チャーリー・ワット様には後光が射していてなかなか写真に顔が。。。
最後まで、優しい表情で、ストーンズファンのおじい樣方にサインを気軽にしてあげたり、自分の使っていたドラムのスティックを投げてあげたり、さすがロックンローラーはファンサービスがお上手。

二人のブギウギピアニスト達ものりのりでアンコールが30分以上続き、
合計2時間の中身の濃いいい夜でした。


30.10.11

Kuchenbacken


 今日はHiro Takahashi にて、親子料理教室!
最近、ゼリー作りにはまっていた王子は、ひろさんが子供にも教えてくれる教室を開くと知って、自分から私に行こうと提案。
だったのに。。。
この教室に行く前に、ハロウィーンのパンプキンケーキを作るらしいよ。と私が言うと、
野菜嫌いの彼は、テンション下がりまくり。

でも、流石のひろさん。パンプキンクリームとマロンクリームの2種類をご用意されておられました。マロン好きの王子のテンションまたまたアップ。



 当然これもあり。
 完成!!
ふあふあのスポンジにおいしいモンブランで、家に帰って、即、王子はパパとおじいちゃんとおばあちゃんをお茶にご招待。


帰り道、家の近くの電車の駅になんと蒸気機関車が。
動き出す時に、本当にシュシュポッポと言う音を出した機関車に感動の私たち。

気持ちのいい秋の日においしいもの作って、紅葉した裏山の美しさに感動しつつ
「ぼくって 秋が大好き。」
とかわいいひと言をつぶやく王子でした。

paris mon amour


 久しぶりのパリです。

ロンドンに留学していた時は、子供の頃からの親友が同じ時期にパリのリセで料理を勉強していて、ドーバー海峡を渡ってよく行ったなあ。
飛行機は学生には高かったし、安いチケットを見つけてはヴィクトリアステーションから長距離バスに乗って、船やフーバークラフトでフランスに到着。船から見るセブンシスターズの白い岸壁を見ながら感動したものです。
ご飯の注文と買い物ぐらいはフランス語でしたいとばかりに、フランス語強行1週間短期超集中コースに行ったり、お料理を勉強していた彼女は私が来た時に一緒に行こうととっておいてくれたおいしいレストランに連れて行ってくれました。

両親と一緒に行った豪華でバブリーなパリもとっても素敵でした。

なのに、こんなに近くに住んでいるのに、ここ15年以上空港とユーロ・ディズニーしか行っていなかったパリ。

また来たよ。

今回は王子の秋休み。5年生から始まったフランス語。最近苦手になってきたらしい。
フランス語は英語みたいにかっこ良くない。といいきるし。
ここは、素敵なパリをみせて、フランス語も頑張ってみようかなっていう気持ちになって貰おうじゃないの。という親の下ごごころを、おいしいもん食べに行って、安いユーロを狙って買い物に行こう!という誘い言葉に隠して、今年もイタリア・アルバにトリュフを食べに行きたがっていた王子を説得。

TGVに乗って、チューリッヒからパリ東駅まで乗り換えなしの4時間強。超らくちんです。

今回の大正解はまずホテル。サンジェルマンのメトロの駅から歩いて2・3分。向かいはなんとラデュレのサロンドテ。ロケーション最高。次もここを使おう。(ともう次を考えているほど今回はたのしかった。

久しぶりのパリで王子のお気に入り2つ。
まずは、ショッピングの魅力に。。。取り憑かれる。
2つ目はオペラ座界隈の日本人街。3.11.以来、ほとんど何もないスイスの日本ショップ。さすが、日本人人口の多いパリは品薄にも関わらずまだまだあるほう。
Book Offでコロコロを買って、そこの店員さんおすすめの来来軒でラーメンを食べて、王子は大満足。

ルーブル美術館でも、最近いろいろな事に興味を持ち出した王子は日本の美術館のようにガラスのケースに入っているかわいそうなモナリザの前に群がる人々を不思議やなと横目でみつつ、
ナポレオンの聖別式とジョゼフィーヌの戴冠の大きな絵に大感動。
ちょっと美術史を専攻したママとしても思わずうれしくなって、いろいろ絵についてのうんちくをたれてしまいました。そのママの話しも興味深く聞いてくれて、質問までしてくれた彼が本当にお兄ちゃんに見えて涙の私でした。

今回のお楽しみのひとつパリのビストロノ旅もなかなかのもんで、
T姉に教えてもらったおいしお店や、購読しているフィガロにのっていたおいしいビストロを楽しみました。残念ながら、新しくアップデートしたiCloudのミスでiPhone写真がすべて消えてしまうというアクシデントの為、パト吉の撮った写真のみ。。。

とってもおいしかったフォアグラのグリルは、リュクサンブール公園横のカフェ・コントワール・トゥルノンのおつまみ。シンプルな料理とおいしいワインで常連さんでいっぱいでした。もっと一杯おいしい写真とったのにiCloudめ。。。残念。
王子が拝んでいるのは彼の大好物ショコラ・フォンダン。お魚料理専門のビストロ・デュ・ドームにて。
パリに到着した日の夜。すごい行列を発見。フランス人がしかもパリジャンが並べるなんて。。。並ぶのが好きなロンドンに住んでた頃、トイレやメトロで並ばないパリジャン達を毛嫌いしていた私としてはかなりのショック。思わず写真を撮ってしまいました。
遅くって疲れてたし、お腹はすいてたし、並んでまで食べるきがしなかったので、
このレストランの隣にあったお友達のよっちゃんおすすめの手打ちそば屋の円へ。
おそばは確かに手打ちでとってもおいしかったけど、関西人の私たち(王子とスイス人のパト吉もいれてね。。)には、だしの色が黒く味がなかったのが残念賞。でもここのデザートはサダハル・アオキ。これはおいしかった。

次の日は、ホテルから歩いて2分のこの超行列の予約を取ってくれない店ル・ルレ・ドゥ・ラントルコットへ開店早々の7時半に挑戦。すんなり座れて肉好きの王子もパト吉はメニューのない一品専門のこのレストランにもう興奮状態。置いてるワインがスイスワインでびっくりしたところ、ナント本店はスイスのジュネーヴだそう。しかも、パト吉は銀行のブローカーに連れて行ってもらったわ。そこ。との暴言。ここ行きたいゆうたん自分やん。と私不満爆発。でも、すぐにとっても感じのいい白襟ブラックドレスにエプロン姿の昔のレストランのウエィトレス風のスタッフのとっても親切なサービスに満足。




一杯買い物もしたし、おいしいものも食べたし、家族全員超満足のパリの5日間でした。

これで少しはフランス語頑張る気になったかな?王子。


10.10.11

Mohrenkopf







秋休みに入りました。
王子は晴れて今年初めてチューリッヒ市企画の合宿に参加です。11才以上が参加資格なので今年が初参加。いとこのクロちゃんは年齢的に今年が最後。
という事で、一緒に参加できる最後のチャンスを仲良しの2人は、この日を1年間楽しみにしていたのでした。

900人が参加するこのキャンプはチューリッヒ中央駅からなんと列車をこの合宿の為だけに貸し切りです。ユングフラウヨッホの裏側(南側)に位置するヴァリス州のフィアシュ村にある林間合宿村までは電車で4時間ぐらいかかるそうです。
前日の夜は荷物も準備して早寝した王子は朝からうきうき。

このキャンプはかなり人気があって、今年の3月に予約開始で即完売。
1冊の本になっているプログラムからいろいろしたい事が選べて、
王子とクロちゃんは午前中はMP3を使ってダンスするロボットを作るコース。
午後はラクロス。をその中から選択。
一緒に参加してるもう一人の従姉のナディンちゃんは女の子の好きそーなファッションのコースとテニスに参加するらしい。

ラジオやテレビを制作するコースとかもあって、スポンサーでもあるラジオEnergyでは
明日からは林間合宿村で子供たちが制作したニュースが流れてくる予定。

週末から急に寒くなって標高1000m以上は雪なので、寒くないといいのですが。



無事列車に送り届けた私とパト吉はひさびさに日曜日になんにもする事もないので、旧市街地を散歩する事に。

大好きなカフェ・モーレンコップに座って日曜版の新聞を隅から隅まで読んで、カプチーノを2杯も飲んで、この店の名前の由来である手作りのモーレンコップという半生のメレンゲにチョコをかけたお菓子を食べて2人ではんなりして、夜は久々に映画を観に行ってゆっくり。
来週から家族3人で行くパリを題材にしたウッディ・アレンの新作《Midnight in Paris》
アート、文学好きには結構いけてる映画です。パリ楽しみやな。。。

その前に
Art International Zurichをいうアートメッセを手伝います。
日本から参加される東京のSmart Shipというギャラリーの通訳や準備のお手伝いをさせていただいています。
よろしければお越し下さい!







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20.9.11

Flussaufwaehrts


急に寒くなりました。山ではもう雪が降ったそうですね。

たぶん、ことしの最後の夏だったの夜に山ちゃんとアアガウという街のアアレという川で
とってもロマンチックで素敵なリサイタルに行きました。
本当は7月に開催予定だったんだけど、雨で延期して8月となり、その日も雨で9月になり、もう無理じゃないのと思っていたら開催者からのメールが届き、今夜やります。とのこと。フリースの毛布を鞄に入れて、UGGのブーツを一応車に積み込んで、実は今日の出演者でソロずいているTobias Preisig君も乗せて、山ちゃんと3人で車でチューリッヒから1時間ほどのアアガウに、ほんまにやるんかいな。という気持ちを抑えきれずに行きました。



4艘の川船にワインやアペリティフを積んで。30人ほどの人だけの為のソロリサイタル。だんだん、暗くなって来て、川を上流に上って行くとそこは自然のまま手つかずになっている保護地区。鷺や川鳥達と私たちだけ。
街の音も何もなく、流れがなくなったところですべての船が近くに集まり、トビアスが演奏を始めました。
辺りは真っ暗で船の上の丸い明かりと月だけが照らしている。でも今日は中秋の満月。
気分は中世。まるでシェークスピアの劇の1シーンの様。
少し寒かったけど、毛布とUGGのおかげで、山ちゃんも私も大満足。
川の上という事で、かなりの湿気でバイオリンの弦は全然滑らないようでさすがのトビアスもかなり苦労してたけれど、こんなロケーションで演奏できるなんて滅多にないことで本人も超ご満足の様子。
素敵な夜でした。







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