30.7.12

Flying to the beach - Oludeniz Turkey



今年の夏休みも大好きなトルコへ行きました。
Oludenizという場所のその名もブルー・ラグーンという海辺の村。
白い小石のその海岸はその名の通りトルコブルーの海。


小石のビーチはちょっと足が痛かったけど、ホットストーンマッサージには最適?

所々にトルコ色でてるでてる。

 掃除のおばさんの作る、ベットアートも何かトルコっぽく見える?これすごくって毎日違ってた。ハートに、白鳥に。お花もバルコニーの横の花を積んで飾ってくれて、結構すごい。





去年もトルコのシデいうリゾート地で思ったけれど、ここトルコにくるとギリシャのリゾートよりなんだか落ち着くし、農業国のトルコらしく野菜も、果物も、お肉や魚も地元で取れたもので食事は素材の美味しさで勝負してるしって気がする。
ピラフなどのご飯も毎日出るから嬉しい。スイスの食卓にはのぼらない毎日甘いスイカが食べれる!

とグルメレポートをしたい所だけれど、今回のメインはこちら。ここOludenizに来てから知ったのだけれど、ここにある標高約2000m弱の山 Babadag(父の山という意味らしい)から、海岸まで飛ぶコースというのが、世界中からパラグライダーたちが集まるメッカだった!!って言うこと。
パト吉が絶対やると言ってたので、フーン。あたいはハマムですりすりマッサージしてもらって至福の時を過ごす方がいいね。って、ちびまる子ちゃん風に思っていた私を横目に王子が何才からやっていいのかなって言い出す次第。
3人でホテルの横にあるダイビングセンターに行ったら、そこの社長がまた感じの良い人で、しかもゆっくり丁寧に説明してくれるのをきいていると、つい。。。私もやろうかなっていってしまった私。。。

次の朝。朝ご飯もスイカ1かけと超控えめに食べて(昔から乗り物酔いがひどいので、
も・し・空の上で気持ち悪くなったら下界の人に割るいいなあと思って。。。本当の話)
マイクロバスで出発。イギリス人男性1人、チェコの夫婦と家の家族3人。それから一人づつに付くタンデムのパイロット達。この山に上がるバスがまた怖かった。道は超細く、下はすぐ崖。行く途中はまるで砂漠の様な乾燥した山で、山火事の後があったり。。。

車にゆられて20分弱、山頂に到着。
 この上の写真は古いものらしくって、すごいきれいな山頂レストランが出来ていて、床も舗装されてる。いいかんじやん。

と、その時。きゃあああア。という叫び声と共に、テイクオフに失敗した真っピンクのTシャツを着た女性とパイロットが山の横の崖にズルズルと衝突。。。それを見た私たちの顔から、さあああっと血の気が引いて。。。
でも、パイロットの人達が、大丈夫大丈夫と私たちの気を取り直してくれて。。。
 ここまで、キャッキャいいながら、モーチベーションをあげていた王子と私。
でも、ついぼーっとして眺めちゃった。私の後ろ姿が超不安そう。この写真。
 ハーイ。笑って。ハーイ、リラックス。ハーイ、君は鳥になったんだよぉ。
と言われても、完全にリラックスできるはずがない。。。でも、気持ちいい。
体中のアドリナリンが吹き上げてくる感じ。



一生忘れない。この空からみたトルコの海。
すごい。の一言。



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19.7.12

Movie Shooting


妹分のポップ歌手Puma Mimiちゃんが、スイスで来年2013年の夏公開になる映画Recycling Lilyという映画のワンシーンに使われる曲の歌詞を日本語で書いて、それをカラオケで歌ってくれる12才ぐらいの日本人の男の子がいるんだけれど、王子はシャイだよね。。。無理だよね。という話を持ってきた。
シャイ。。。王子の辞書にない言葉。

そう、彼は将来おじいちゃんみたいに建築家になるんだ、と言ってた前の夢はコメディアン。そうスイス人初の吉本芸人だった。
彼の夢は本当にバラエティ豊かでした。
一番最初は、ママのお婿さん。(うふ。。。)
それからサンタクロース、
あと、野球選手、これはすぐにあきらめてたな。スイスにプロ野球がない事が分かって、オペラ歌手って言うのもあったっけ。
てなわけで、王子のスクリーンデビュー決定。といっても、エキストラですけどね。
セリフはないけど、歌を歌うシーンありの。コメディアンばりばり。

Mimiのコーチングのもと、China Danceという中華風の演歌の様な曲を、クルーナー唱法で歌う練習。何とも、ビング・クロスビーの様に歌うやり方らしい。
王子は彼女から送られてきたMP3を何度も何度も聞いて、カラオケの練習。こういう事は集中できるんだよね。。彼。Mimiの家でも布施明やらいろいろビデオをみせてくれたらしい。
映画の撮影の前の日から夏休みに入った彼は、Mimiの家で練習ののち、映画の撮影の当日は口パクなので、それの録音へ。彼にはなく、朝から早起きで、時間厳守で頑張って行ったらしい。

さてさて、当日。朝10時半から、チューリッヒ市内の丘の上にある中華料理屋のロケ場所へ。
王子は、スタイリストさんにおめかししてもらう。007みたいやん、という母に、
「ちがうよ。ぼくは、How I met your motherにでてくる、バーニーなの。」
とのコメント。ご存知でしょうか?背広で決める、プレーボーイ役の俳優さんです。

それから、、、待つ事3時間。。。映画の撮影って大変なんですよね。。
1時半に、他のレストランのお客さん役のエキストラの皆さんがやっと到着。(私が誘ったお友達の皆様。遠くはバーゼルやアッペンゼルまで、どうもありがとうございました。)
でまた、衣装合わせ。
3時にやっとこさ、お昼ご飯。ケータリングのバスが、ロケ場所近くの小学校の校庭の一部を陣取って、テントまで貼っちゃって、なかなかの規模なんですね。。。
ちょっとかたすぎぐらいに茹でた、アルデンテでした。かなり塩辛かったけど、まあまあ茹ですぎよりはいいっか。とみんなで楽しくおしゃべりしつつ食べました。


5時ぐらいになった所で、やっと撮影スタート。


王子のChina Danceはなかなか私が言っちゃだめだけど、楽しくはまっていました。
彼は本当に緊張という言葉を知らないやつなのか。

私を始め、パン屋のhiroさん、画家のさゆみちゃん、よっちゃん、美人小児科医をはじめ、たくさんの私の友人を始め、蒼々たる面々で王子の家族の役としてご飯を食べている客の役で登場。
超カピカピに乾いたご飯を食べるシーンで登場。
ADさんが、怖かった。。。怒られてばっかり。
静かにしろ。自然にしろ。しゃべれ。。
スイスでこんな怖いおばちゃんに久々にお会いしました。
長引く撮影におしりは痛くなるし。大変だ。映画の撮影って。

この方が主役の男優さん。

終わったのはもう夜9時前。
大変だったけど、楽しい一日でした。来年夏公開のとき、みんなでここに中華食べにこようね。

10.7.12

Shinwazen Open !

知り合いの鈴木さんがとっても素敵なお酒のショットバーをチューリッヒ中央駅近くにオープンしました。
昨日はそのオープニングにご招待いただき、テチーノの出張をその夜に控えていたので、ちょこっとだけお邪魔させて頂きました。


すごくモダンで素敵な内装で、鈴木さんの趣味がすごく出ていて、とってもおしゃれ。


アペロに出てきたプレートもまるで懐石料理みたいに素敵。ローストビーフの柚子胡椒ソースに、卵焼き、焼き鳥に、ヤマメの手まり寿司、その他には四角に一口サイズに切ったお好み焼き。このお好み焼きのアイディア今度の我が家のパーティーでも頂きです。
卵から、お魚まで全て特別なところから取り寄せてらっしゃったり、グルメ心をくすぐります。


店内には、いつもの真和禅がインターネット上で売ってらっしゃるお醤油や、ごま油に加えて、和小物まで。
また素敵な、友達と集まる場所が出来ました。


8.7.12

Volkskulturfest Obwald Bhutan-Appenzell-Obwalden

夏フェス第二弾はオブワルドという中央スイスの山中にて行なわれたスイスの民俗音楽のフェスティバルにご招待を受けたので行ってきました。
毎年、いろいろな国をゲストとして向かえてスイスの民族音楽と一緒に舞台に立ってもらうという企画で、今年のゲストはブータン。
今年で7回目のこのフェスティバルは、友人のバイオリニストのおじさま、マーティン・ヘス氏が企画主催をされているイベントです。

4日間にわたるフェスティバルだから、本当は夜の部に参加したかったんだけれど、
王子の劇や、仕事や、七夕等々、超多忙な週だし、最終日の今日見に行きました。
今日は最終日だし日曜日なので朝11時から。チューリッヒから車で約1時間のところに有るのですが、道を間違い、ホテルまでスターバイオリニストを向かえにいくという大役(?)を賜ったので、遅刻。私たちが着いた頃には、最初の出し物であるブータンの仏僧の演奏が終わったばかり。ざ残念。これが見たくてきたのに。。。

気を取り戻して、会場へ潜入。山の中なのに結構でっかーい。
 

まずはお決まりのアルプホーンから。

 アッペンゼル地方のヨーデルグループと一緒にトビアス・プライシクが演奏。
ヨーデルって山の中で聞くからいいんだね。本当に素敵でした。



ブータンの民俗楽器とスイスのハックブレットという楽器の合奏。

番外編。トイレに行く道もこんなに素敵。
 


今日は日曜で、お昼のコンサートということもあってお子ちゃまがたくさん来てました。
こんなふうに舞台の前を陣取って。自由な国だ。




バックステージにて、スターバイオリニストの後ろにいるハイジは何をしてると思いますか?

蝶を追いかけてるのです。かわいすぎる。。。ほんまもののハイジや。


今日ここに行くのは朝もうやめとこうかな、忙しい週の後でしんどかったし、朝からチューリッヒは嵐だったし。
でも来てよかった。緑の森の中にいると、気持ちがすーっと楽になるみたい。森林浴って来れなんだなっていう感じ。いろいろな山に行ったけれど、ここの森の中は私のパワースポットじゃないかな。これからは、落ち込んだらこのあたりに来よう。と決心。

マーティンはいつか日本をゲストにしたいそうです。どんな演奏家に来てもらうといいかな。わくわくしますね。



Festival season starts -Tanabata

夏祭りの季節です。
今も湖の対岸に大きな打ち上げ花火があがりました。あちら側もお祭りかな。今夜は私の住んでいる近所も夏祭りで、王子は小学校最後だし!と言いながらまだ帰ってきません。

 私は今日はリトバーグ美術館の七夕祭に日本人学校のママ友グループでボランティアに行ってきました。私たちの担当はヨーヨー釣り。浴衣で参加してくださいと言う美術館のご希望で、久々の浴衣登場。ほとんど着ないから、どこに帯が有るのやら、帯締めやら。
慌てて日本の母上に帯を送ってもらったら、でてきました。。。いつも、ごめんなさい母上。


 若いスイス人パティシエが日本をイメージして作るポップでかわいいスイーツ、この店のひとコスプレのスタンドも出してた。ピンクのアニメっぽいかつらとか。。。ど金髪の若い子たちが、黒の袴や紋付、着物を着てらっしゃいました。着物もエモやゴシックになるんだぁ。
 手作りの塩麹やお味噌、和菓子に、日本の菓子パン。彼女から最近、西京味噌や塩麹を届けてもらいました。添加物の入らない味はまろやかで本当においしいです。今日は、紫蘇入りのおかず味噌をゲット。これまた自分で作ったみりん、紫蘇、にんにくとおみそ、黒砂糖で作ってて、おいしい。


竹とんぼ作りコーナー



私が担当したヨーヨー釣りコーナー、こんな子どものプールが10個ぐらいおてありました。ヨーヨー作りや釣り糸のこよりがまじたいへんでした。作るはしから子供たちが、来て、釣って、最後はピラニアに見えた?お洋服を脱いで入ろうとする子供も登場。暑かったもんね。


丘の上の美術館とその公園を全て使っての大々的な日本フェスティバル。七夕の笹飾りの写真や、大きな舞台のお茶会の写真を撮るの忘れちゃいました。
疲れたけど、楽しかったです。
来年もみんなで浴衣来て七夕祭しようね。と決めました。

6.7.12

Romeo and Juliet


王子の小学生生活も後2週間。もうすぐ卒業です。
卒業式とかが無いので、保護者としても先生にお会いするのは今日が多分最後となります。日本と違って、お世話になりました。という会話が全くない保護者と先生方。何か拍子抜けしちゃいます。
最後の活動として、子供たちが自分たちでプロデュースしたロミオとジュリエット。
ちゃんとキャスティングまでして、役を決めたり、ダンスを考えたり、バックの曲を選んだり、さすがは6年生です。
王子は、悪役のティボルト。ジュリエットの従姉で、ロミオに殺されてしまう役です。
なかなか決まっていました。
大きくなったなあ、みんな。どんな人生をみんな送るのでしょうね。楽しみですね。

Jonental ー Ensemble Pyramide

チューリッヒの山の裏側にある谷の中の小さなチャペルで王子の親友のお母さんで、最近私が習っているクラッシックバイオリンの先生が室内楽アンサンブルのコンサートをされました。
彼女はスイスのオペラ座でバイオリンを弾くプロで、彼女のバイオリンが奏でる音は繊細で完璧。さすがです。

残念ながらの雨で、車を置いて山を歩く事5分、素敵なチャペルが見えてきました。


ハープも美しく、バッハに始まり、ロマンチックなドビュッシーまで。素敵なコンサートでした。


雨の中、王子とその親友兄弟はチケットとCD売りを手伝ってくれました。
ちょっと楽しすぎたようで曲の合間。チャペルの中が静まり返ったときに限って、
彼らの笑い声が。。。友人はバイオリンを弾きながら苦笑い。私も思わず下を向いてしまうハプニングも。。
でも、ありがとうね。