7.6.12

Hermès Festival des Métiers

 
今日は山ちゃんとチューリッヒのKashya Hildebrand ギャラリーのイランの若手アーティストによる絵画の展覧会のオープニングにいく前に、今日から始まったエルメスの世界中を巡回しているポップアップショウに行きました。

タイトルのHermès Festival des Métiersの通り職人さん達を紹介するお祭りなのですが、その名のごとくそれぞれのコーナーにいろいろな職人さんのブースがあり、彼らの仕事の様子を見ることが出来る面白い試み。簡単に出来ているけれど、パリの6区にあるティールームの雰囲気を再現?


あこがれのケリーバック。出来立てほやほや。





手袋。一枚を縫うのに7時間かけるそうです。


彼女はサテンを毛羽立たせて何重もになっている縦糸か横糸をピンセットで一本一本つまんで切ってビロードを作っていく。気の遠くなる様な仕事。絹の一部が羽のようになってる。


木版画のように一枚ずつ作成した型紙を色ごとに順に染めていく。この型紙を作る職人の技もすごかった。


いつかは自分でケリー買おっと。さぁっ、仕事仕事。

5.6.12

Late Release in Sommerfest

Foto by Rico

チューリッヒの高級住宅街にある町内会の役員をしているうちのベースマンが、そこのコミュニーセンターの夏祭りにただででてくれる余興が必要なんだ。ということなので、
我が親父バンドが出演する事に!
お天気が超よかったこともあるけれど、建物の中で演奏する私たちの客層の若い事、若い事。親達が庭でバーベキューをして、タバコ吸いたいから外にいるので、放ったらかされているお子ちゃま達が、大半に、メーク担当(なんと私には専属メイクさんがいるんです!)のよっちゃんに、T姉をはじめ私の友人・家族や、バンドメンバーの家族だけが中で演奏をまじめに聞いてくれました(笑)


でも、おかげで、緊張もせず、いつもの雰囲気で楽しく演奏できました。


初めての歌手デビュー(!?)も、一曲目は緊張したけど、後は結構バイオリンより緊張せずに(間違った音を出す心配ないからね。なんせバイオリンは初めてまだ5年目。。。この楽器は深い。難しいいいい。)


バンドのピアニストが2ヶ月の長期スカンジナビア出張中なので、代理のピアニストにお願いした事と、アルトサックス担当のレモさんが、今回を持って仕事の都合でバンド活動を休む事になったのがすごく残念だけど、大人の事情がみんなあるからね。
でも、これからも楽しくやって行こう!

4.6.12

Konfirmation




堅信
なんだかすごい堅い言葉でしょう。
ドイツ語ではKonfirmationというのですが、今日は甥のプロテスタントの教会での式典でした。
王子の入っているローマ・カソリック教会では10才と16才の二回あるのですが、こちらは1度のみ。
さすがさっぱりしています。
正式に大人が参加する教会でのミサを受けれる資格をもらう為のものなのですが、
ここスイスではこれが成人式な様なもんだなあと、私は考えています。


だって、この国タバコは基本的に赤ちゃんでも吸っていいっていうか何才からって言う法律はないし、
お酒は16才からビールやワインの様な軽い(!)お酒は飲んでもいいし、
義務教育が終わって、うちの甥のように師弟制度に入って、職業訓練学校に行きながら働いてお金ももらえるようになるし、まだ出来ないのは投票ぐらい?みたいな勢い。


だから、ヨーロッパの子どもは、日本やアメリカに比べて大人なんだろうな。


でも、今日の式典に参加して率直に思った感想は、うちの甥っ子なんか背も小さいし(王子とほとんど変わらんし)する事も言う事もまだまだ子ども。私の横でべたべたしながら、へらへらしている。
それに比べ、同い年の女の子達。めっちゃ大人っぽい。メイクもばりばり。教会からでてきて、まずタバコに火をつけて一服してるし。。すごいわ。この年の男女の違いは。


あーあ。王子も後4年で大人???やだやだ。いつまでもかわいい息子ちゃんでいてほしいよ。ママより。

1.6.12

Moroccan Brunch


ずっと日本・台湾と帰国に旅にと忙しかったT姉が帰ってきたので、久々に彼女とブランチ。
寂しかったよお。
こんないつもいく地域に素敵なモロッコレストランがあったなんて知らなかった。
Mason Bluntの内装が超かわいい。マラケッシュにあるカフェとかこんな感じなのかな。素敵なモザイクの床に、かわいいフランス風の雑貨。
私はモロッコ風朝食セット、T姉はサーモンと卵の朝食セット。大好きなひよこ豆のフムスもまろやかでおいしい。ミントティーも最高よね。

偶然、その朝ここにうちの親父バンドのベーシストがブランチで誕生日を家族や友達と祝っていました。彼の奥様はモロッコ生まれのユダヤ系フランス人。ご家族がホテルを経営していたけれども、中東戦争でイスラエルとアラブが戦いだしたので、パリに戻ってきたらしい。ここのカフェに来て、時々モロッコを思い出しているのかな。

久しぶりにゆっくりした気持ちのいい日曜日の朝でした。T姉お帰り。

Undokai


日本人学校の運動会。いいお天気でした。綱引きも中1ともなると結構後ろのポジションを担当させてもらえるようになりました。
王子が日本人学校を小学校だけで終えずに、中学校も入学した理由。宿題は嫌だけど、スイスのみんなが外で楽しそうに遊んでいるのに、自分だけ宿題をしていた6年間を無駄にしたくない事、いつか日本に留学したい事、それから一番大切な理由はこの運動会。
そして上級生のお兄さんがたのように、応援団に入って和太鼓を叩きたい!らしい。

4年生ぐらいまでは毎年この運動会の為に作るお弁当がきつかった。普段お弁当というものを作る事のないスイス家庭の主婦の私。王子が小さかった頃は、仕事も結構少なかったので、日本人幼稚園に通っていた彼に作ってあげるお弁当や、たまの運動会のお弁当も楽しかったけれど、基本的にお弁当という冷たいご飯が嫌いなスイス人の旦那を持つ私は
王子の成長に連れて自然と作らなくなっていた気がする。
しかも、日本人のお弁当屋さんがスイスにも出来て運動会弁当なるものを日本人学校用に注文取りにきてくれるようになっていたので。。。言い訳言い訳。

なんと今年はこのお弁当屋さんが店を畳んでしまったのです。ショック。
でも、ママ友よっちゃんとこの春に新しく出来た日本料理屋で安くてボリューム満点のおいしいランチを食べた時に、ここでお弁当頼もうよ。ということに。
お友達からもたくさん注文を取って限定29個のお弁当を作って頂くことになりました。
お値段もスイス値段の1つ30フラン。かなり高価です。

で、これがそれ。。。唐揚げ1つ。たまご1つ。なんじゃこれ。。。
注文を担当してくれたよっちゃんがかわいそすぎる。




これに油を注したのが、
スイスの某高級日本料理屋さんがこの日用意した来客用のお弁当が同じ値段で、これ。


ボリューム満点だし、見た目も素敵。スイスと言えども、さすがミシュラン星付の懐石料理屋さん。

結論、来年はここに頼もうね。

盛りつけは大切。。。味はすごくおいしかったんだけどね。豚の角煮に、かにクリームコロッケも美味しかったんだけどね。隙間空きすぎ。。。30フランなのに。