27.9.09

Concert for free




今週はちょっとラッキー。

まずは、KauflautenでのTom Gaebel & His Big Bandのチケットが2枚大当たり。
妹分のサックスNちゃんと2人でおめかしして行ってきました。
彼はまさにドイツ版フランク・シナトラで歌う曲もシナトラ、サミー・ディビスとRat pack。
エレガントも嫌味なくらいかっこつけても結構にあってる。黄色い声が聞こえてきます(ただ平均年齢がアラフォー世代)。
Tomの弟のDenis Gaebelもサックスで参加。Nちゃんの音大時代の友人Marcus Barteltもバリトンサックスで参加。Tomはドラムまでたたいちゃって、38度の高熱がでていると最初に言い訳していたけどとてもパワフルでかっこいいコンサートでした。
コンサートの後、バリトンサックスのMarcusと飲みに行ったのですが、彼にはこのバンドの仕事は結構しんどそう。Showbizだからと言い切っていました。
そして今日は、クラッシック音楽ファンの山ちゃんがホリデー中で彼女のNeue Konyertreiheの年間チケットで、内田光子のベートーベンのピアノソロをTonhalleに日本人学校ママ友達のYちゃんと聞きに行きました。2時間に渡るコンサートを休憩なし、拍手もコンサートの後にしてください。と言うことでこなし、もうここまで来ると集中力のすごさです。うまい人と超一流の違いはここでしょうね。
自分もピアノを弾くYちゃんは震えがとまらなかったみたいです。
超忙しい週ですが、素敵な音楽を聴くと元気もりもりです。

24.9.09

Life as a queen

もうすぐ王子の秋休みで仕事を休むことと、今年の12月のオークションは我が会社の25周年記念なので、ただいま私スイス中を駆け回っております。
今日のお客様のお宅はなんとお城。ちょっと住所を電話で聞いたとき、えっ、とは思ったのですが想像以上のお城でした。90歳を超えた女主人はそれは明晰な方で、すごくお元気。
とってもハードな日でしたが、一日ご一緒させていただいて、人生のお話をお聞きして、とっても感動しちゃいました。
ちょうど前の日の仕事は、壁の隙間がないくらい絵をかけて、金の時計や銅像を空いてる家具すべてに飾ったチューリッヒのすっごい豪邸に住むインド人の、超成金趣味のお城みたいな家におじゃました後だったので、このカルチャーギャップはすごかった。。。
まさに粋と野暮のちがいですよね。実感。

23.9.09

Jazz Season

ちょっと最近仕事しすぎ状態。バッテリー充電したいよ。。。ということで
ジャズクラブのやっと夏休みがおわって、チューリッヒもジャズのシーズンが開始しました。気温的にはここずーと夏は終わってたのにね。
今日はいつもの私の一押しHelsinkiで毎週火曜日やってるPaul'Boutique。Rusuconi Trioから ドラムのClaudio Strübyとノッポさん似のコントラバス Fabian GislerがピアノのJean-Paul Brodbeckと一緒にスタンダード弾いて、5フランぽっきり。ここのラフな感じ大好き。
今日はひさびさにベットに顔をくっつけて、「ぼく、一人にしてママとパパでかけて、どろぼう来たらどうする。。。うっうっうっ。。。」とオスカー賞をあげたくなるような、息子を下に住んでいるおばあちゃんに任せてパト吉と2人でデート。ジャズが苦手のマイ・ハズィーですが、今日はスタンダードからと言って無理やり連れて行った私。彼は結局単純に、私のマエストロのTobias Preisig君が3セット楽譜なしでバイオリンを演奏したことが一番感動したそうで、スタンダードやしと言う私の意見は置いといて、そういう見方もありなんや。。。と深く納得する私でした。 Round Midnightやっぱりむずかしいね。。。いつになったら私もこれ弾けるかな。
てなことで、10月はTobias PreisigがMoodsのArtist in Residenceです。皆さん来て下さいね。

プログラム
Mo 5.10.2009, 20.30 Uhr Chapter Two
Mi 21.10.2009, 20.30 Uhr Kaleidoscope Extended
Do 29.10.2009, 20.30 Uhr Liebeserklärungen

Moods im SchiffbauSchiffbaustrasse 68005 Zürich http://www.moods.ch/
Vorverkauf: http://www.starticket.ch/Abendkasse ab 19.30 Uhr

2.9.09

Vegi, again. But cooking myself.

なぜかベジタリアンでもない友人のJさんからのお誘いで、あのヒルトルの料理教室へ突撃。
Jさんはインターネットが使えない唯一の友人で当然申し込みが自分1人で出来ないので私を巻き込んだ模様。レストラン・ヒルトルは皆さんご存知の今年で創業111年を迎えるベジタリアンの殿堂。最近リニューアルしておしゃれ度アップ。チューリッヒの女性の待ち合わせ場所ナンバーワンではないでしょうか。
まずは、シェフのパスカルさんが私たちを地下のキッチン見学へご招待。プロのキッチンって何回入ってもそそられますね。うずうず。私なんでコックさんになれへんかったんやろ。絶対、昔の辻調理師学校のイメージのせいでは。。。私が子供の頃は、勉強でけへんかったら吉本芸能か辻調と言うのが大阪の常識やったしな。いまでは、どちらも日本一やけどね。(辻調出身の素晴らしいコックさんAさんへのホロー入ります。)
キッチンの横では、社長のロルフ・ヒルトルさんがスタッフと新しいメニューをテスト中。写真はひかえさせていただきました。
さてさて手を洗った後早速今日のメニューの説明。
いろいろなソースの作り方や、ベジタリアンのブイヨンの取りかたまできっちり丁寧、添加物は当然まったくなし。
10人以上の参加者が6つのコースメニューを作るので、さすがにかわいそうにずーとしし唐の中にチーズを突っ込んで小麦粉つけて油で揚げるのだけで2時間費やした方もいらっしゃいました。
わたしとJさんは、モロッコ料理のにんじんとプラムのタジンと、付け合せのアリッサのソースに、貝割れを入れたハーブバターなどいろいろ出来て楽しかったです。
シーザーサラダの中に、ベーコンの代わりに燻製の豆腐を使ったりするところはごあいきょのベジタリアンで、そこまでして肉の味が欲しかったら肉食べーや。といいたいところですが、いろいろ普段使ったことないようなシナモンやアニスを使ったアリッサやローズウォータやプラムを入れるモロッコ料理は最高やったし、デザートのレモンとしょうがをつかったパルフェはめちゃうま。
今度うちに山ちゃんが来たときに作れるレパートリーも増えて結構満足の私でした。
エプロンをはずして、席について各コースごとにお料理に合うワインやプロセッコがサーブされて、パスカルが美しく盛り付けしたお料理を参加者とおしゃべりしながら楽しく夜は更けて行きました。