7.2.10

Avishai Cohen

2月のMoodsは1年中のお客さんが入ったのではないかというぐらい、満員御礼のコンサートが今週は2つ行ってきました。

まずはJoshua Redman、ちょうど私のバンドの練習の日だったのと、バンドのサックスの人たちがRedmanのサックスは聞きに行かなきゃだめでしょう。とみんなでぞろぞろと練習を早めに終わって行きました。

さすがのプレイ。でも、バンドのメンバーが1人ずつ個性ありすぎ、テクニック出しすぎで、ちょっとギクシャクしてるな。と思ったのは私だけではなかったようです。たぶん自分のグループではなくって、今回のギグ用に集めたのではないかと思ったくらい。本当のとこどうだったのかな?最後まで聞く気にはならなかった私です。

つづいて日曜日。王子とパト吉の夕食も5時にはすませて、ニコ嬢と2人でまたまたMoods。実は今年の誕生日にMoodsの年間パスをいただいた幸せな私は好きなだけ今年はコンサートに行けるのです。ルンルン。

私は、どこかで名前は見たことあるけど、聞いたことなかったイスラエルのベーシストAvishai Cohen。イスラエルの音楽すごく好きだし、楽しみにしていきました。それがまた、最・高だったのです。バンドとしての完成度のすごさ、コーエンのボキャブラリーの深さ。おもしろすぎ、すごすぎ。横でニコ嬢は「セクシー・・・セックスイーー・・・・・xx」と号泣。

微妙なワールドミュージックとジャズのまざり具合。コントラバスとパーカッションの掛け合いの時などに見られる絶妙で絶妙なタイミング。ヘブライ語だけではなくラディーノ語と言うスペインのユダヤ語で歌う歌の素敵なこと。「昔、スペインでキリスト教徒もイスラム教徒もユダヤ教徒もみんな仲良く愛し合ってた時の言葉で歌います。」と言う粋な一言。思わず家に帰ってLadinoってなんだろうとWikiしてしまいました。歴史の勉強にもなるジャズです。

ジャズ音楽がこの人の行く方向に行って欲しいな。CD買おっと。