30.7.10

Osaka soul food ( well...for me... )

日本に帰ったら必ず食べたいものの一つがこれ。
堺名物かん袋の「くるみ餅」。
ここのかき氷ののった氷くるみがまた美味。あんこが苦手だった子供の頃、これだけは大好きだったのが忘れられません。
くるみといっても、くるみが入っているわけではなくってあんこに包まってるからくるみ餅と言うのだと思います。何が入っているかは企業秘密?緑豆か、ずんだもちみたいに枝豆かな?緑茶の味もするんだけど。とにかく、この緑のあんこはどこのものよりおいしいです。
店の近くを走る路面電車も、小さい頃チンチン電車と呼んでいて、これに揺られながら暑いなかハマスイ(浜寺水練学校)に通った夏休みを思い出しちゃいます。
堺にお越しの際は是非どうぞ。南宗寺や千利休屋敷跡も近くにあります。
もう一つの私の大阪大好物は道頓堀の今井のおうどん。特にここのあんかけうどん。
超暑い夏でもこのアツアツのあんの中にしょうががたっぷり入ったこのうどんは外せません。
道頓堀は地下鉄や電車の駅からは、歩かなきゃいけないので、最近は特に夏にいつも帰国しているので、お店まで歩くのが暑くって嫌なのですが、やっぱり行ってしまうのです。
ここ2年ほど母上がお中元で毎年頂く、今井の鱧しゃぶの恩恵に与っていて、楽しませていただいておりますが、だしが本当においしいのです。
お店のほうは何年か前の火災の為きれいになってしまって、昔の面影は少ししか残っていませんが、
親友のえりちゃんと学校の帰りに寄り道したのを思い出します。(厳しい女子高の、まじめな女子高生だったので、ここのうどんか、モグラ屋(昔堺の高島屋の地下にあった甘味屋)ぐらいしか寄り道しなかぅったのです。ほんまに。)
最後に今回も食べれなかったけど、母の作るわかめの入った若竹煮が食べたい。。。これこそ、夏にばかり帰っている私が本当に一番食べたい大好きなソールフードかもしれません。今度は春に帰ろうね。王子。

29.7.10

Wedding of the year

いとこが結婚しました。本当に心温まる結婚式でした。
素敵な挙式のあと、披露宴に入ってきた2人。
ギターリストの彼はギターを弾きながら、フルーティストの彼女はフルートを吹きながらの新郎新婦の入場。とても素敵。
とてもとてもおいしい食事の間、彼らや彼らの仲間によるクラッシックからポップスまで次々な演奏を聴きながらとても素敵な時が流れていきました。
彼の東京での音楽活動の為、関西を離れるいとこ。新しい生活頑張ってね。
きっと素敵な家庭を築いてくれることでしょう。

Taketomi Island - Sanshin lesson

王子たちが海で遊んでいる間、私と両親は石垣の港から船で10分足らずで着く竹富島にいきました。

とても小さい人口300人の島。島には中学までしかないらしく、前日お邪魔した小学校の先生夫妻の話によると中学卒業する時、子供が島から他島へ離れなければならないお話を聞いて、親の気持ちを考えるとキューンとなりました。王子が後5・6年で家から出て行くなんて、私には考えられない。。。

タクシーの運転手さんの話によると台湾人観光客のお決まりコースだそうで、この島に午前中に行って、午後からは石垣の空港の横にあるショッピングセンターへ。台湾は、石垣のすぐとなり。那覇より近いし。台湾人はその船に乗り、石垣に買い物へ来るらしい。そういえばクラブメッドも国内の夏休み前で中国からのお客様で一杯でした。
昨日港に台湾から巨大客船がついてその客が島中いっぱいらしい。

私たちが付いた11時ごろはその方たちのピーク。12時になると急に村がしーんと静まりかえりました。
船着き場につくと、この島の観光名物の水牛車に乗せてもらうまでに何台のバスが待っていてその中で一番感じのよかったバスの新田観光を選ぶ。
集落は街並みや集落を守ろうと動きで、余計な看板は禁止。昔はトタン屋根もあったそうだけど、今は赤瓦に家しか建てられないそうで、美しい古い街並みが続きます。屋根の上のシーサーも素朴な超可愛い顔。家の入口の前は魔除けの低い壁があり、その後ろの家の中は仏壇があるそう。
水牛車の運転手のおじさんのはんなり優しーい話口調も雰囲気を盛りたててくれます。
歴史の話、村の話の後、三線を弾きながらの歌。うちの両親も、盛り上がりまくって一緒に歌ってるし。

街の観光の後、おいしい八重山そばを新田観光の横にあった竹の子で私の好きな島胡椒をたっぷりかけていただきました。 ここお勧め。 前日頂いた、友人が作ってくれたそばにはかなわないけど、おいしかったです。
その後、ホテルで三線教室に参加。今日は1時間で夏川りみの“花”を弾こうというもの。
これがまたおもしろかったんですよ。今度、奄美に帰ったら三線買いにいこ。
ヘビ革の分は、ワシントン条約とかでスイスに持って帰れないのかなぁ。
りみちゃんみたいな先生に教えていただき大満足。彼女がスイス製のFreitagのかばんを持っていたのも何かの縁?石垣に1軒Freitagを置いてる店があるそう。まあ、彼女はスイス製とは知らなかったらしいけど。

Friends from Ishigaki

スイスにかれこれ5年くらい前まで住んでいた友達のお宅にご招待をうけました。
超・素敵なお宅でテラスの風も最高。久しぶりの彼らの優しい笑顔も最高。(忙しい人たちなのに平日にお邪魔しちゃって本当にごめんね。)
沖縄名物のソーキのグリル、チャンプラー、珍しい沖縄の瓜のシーチキンあえなどなどのごちそう。八重山そば/ソーキそばも彼女の作ってくれたのがやっぱり一番。家庭の味なんだろうな。
シークワーサーを泡盛に入れて、久しぶりの彼らの温かいおもてなしに。ほっこり。
『朋あり遠方より来たる』やな。。と言ってくれた、久々の彼の大阪弁にもほっこり。
今年、ついに何十人もいたメンバーも4人となり、一時閉会にまで陥ってしまいましたが、
スイスで一緒に毎週日曜日にテニスしてた頃がなつかしいね。あの当時はスイスも日本人が多かったですね。コートも2面借りてても待ち時間たっぷりで、順番が回ってくるまでよくお話ししました。
今度はスカイプしましょうね。楽しい夜をありがとう。
この帰りのホテルまでのタクシーの運転手さん。クラブメッドの裏から見る空をまだ見ていないというわたしたちに、暗いポイントからの空を見せてくれました。彼が私たちに天体の星座をひとつづつ丁寧に教えてくれて、天の川も見えて、それはそれは空一面の星。美しいという言葉も出ない私たちの足元にはホタル。この後、ホテルの部屋へ戻る道で出会ったヤシガニにはとてもびっくりしました。。。とりあえずでかい。
地上の楽園に乾杯。

Summer Holiday - Ishigaki


旅行慣れしてるといいいますが、私の場合、夏休み前にバタバタしていて、旅行に行く寸前まですっかり日程を把握せずにいた私も悪かったのですが。。。

日本に帰国の前日、母からの電話 「関空に日曜日の何時に着くの?」

「え、月曜日やで、スイス日曜発やもん」

「え、でも石垣島に月曜日の朝のフライトでいくねんで」

「.。。.」

「月曜日の朝、関空へ8時50分着やわ」

「石垣へは関空10時20分発やで」

「ギリギリやね」

飛行機遅れなければいいなあ。。。

当然、シベリアの上空でわかった日本着陸予定時間は1時間以上遅れの10時。

関空でのJALの方々の素晴らしいサポートのおかげで、イライラ待っている両親に石垣への搭乗口で合流。ここが日本でなかったらありえなかった乗り換えでした。わが家族、普段から、走りこんでてよかったです。運動会の障害物競走ちゃうねんから。っていうくらい走りました。
関空20分で荷物ものりかえOK。ありえません。
毎年お邪魔する私の大好きな島で、第二の故郷と思い込んでいる奄美大島をあきらめて、パト吉も一度来てみたかったミシュランもお勧めの石垣島。
ここでは王子のいとこも、うちの両親も一緒にということで、お子様の楽園 Club Med Kabiraへ。
ビーチはきれいだし、子供も大人も楽しいことも満載で、パト吉も英語が通じるし、とても過ごしやすい1週間でした。
王子も将来の夢を、メッドで働くGO(ジーオーというお客様お世話係)と変更。子供たちと遊べて、スポーツができて、おいしいものが食べれて、エンターテイナーとして劇場で踊れて、歌えて、自分がしたいことばかりの夢の世界なのだそうです。地質学者からはじまり、発明家、サッカー選手、テニス選手、プロ野球選手、歌手、コメディアンからの発展はメッドのGOらしいです。小さいときは賢そうな夢をもってたんやけどな。。。
まずは、地上10m近いところでの、空中ブランコ。王子のいとこの6歳児の姿。もう一回する?との質問に、さすがの王子も青い顔で、「また来年。」とのご意見。かなり怖かったのでしょう。
アーチェリーは結構子供でもりりしくみえるね。。
夜も、お風呂のような暖かさのプールで潜水。
ホテルの前の海は、当然のサンゴ礁でパト吉に至っては、ニモ(クマノミ)も見たらしい。遠浅の子供ずれには最高の静かな海。
最後のおまけ。子供たちの後ろのほうに、日傘にも入らないで黒い服着て寝てる人いますよね。
このかた、サッカー日本代表の岡田監督。アフリカも寒かったし、ゆっくりとされにいらっしゃったみたいでした。

TV Debut or what


帰国前の超忙しいときに、ずーと前にテニスのチームのみんなででようね。と言っていたテレビのクイズ番組に出ることになりました。5Gegen5というスイスのテレビの番組で、その昔、関口宏がやっていたクイズ100人に聞きましたのスイス版なのです。

準備が結構いろいろあって大変でした。

去年の11月のキャスティングに勝ち残った後は、みんなで3回位集まって番組で話す自己紹介の内容やらなんやらを決めて、服装もテレビには駄目なもの(ブランド名のわかる服とか、テレビ映りの悪い柄や色とか)があったり、夏の撮りなのに秋に放送なので秋服で(でもこれよかったわ。テレビのスタジオってすごくクーラーが利いていて寒かったです。実際。)、勝ち進むと1週間毎日の放送なので5日分の服を持っていかなきゃならなかったし。

でも、楽しい一日でした。普段はテニスしか一緒にしない仲間と、待ち時間いろいろなこと話したり、プロのメークさんにメークしてもらったり。司会者のSven Epineyにも優しいこと言ってもらえたし。

優勝賞金が入ったら、チームのみんなでテニス旅行に行こうねということで張り切った結果はいかに。

11月3日放送です!写真はとりあえずリハーサルの様子から。

3.7.10

Antica Osteria in Locarno

テチーノ今回の出張はホテルVilla castagnola等での鑑定会。いろいろな方が、いろいろなものを見せにやって来てくださいます。こういうことをVevey, Basel, Luzern, Lugano, Locarnoとスイスの主要都市で行うのですが、このLugano, Locarnoが最高。今回は行く前かなり忙しかったのと、一緒に行くメンバーに苦手な同僚がいたのとで、かなり嫌がっていたのですが、いつものごとく行くと結構楽しい。特に、イタリアン好きの私には夕食がいつも超楽しみ。
今回は社長のおすすめ、Antica Osteria“ Il Malatesta”へ。 ニョッキを揚げたものと生ハム。かりっと、最高。ワインはテチーノのメルロー。この店のテーブルワインだったけど、結構いける。
同僚の手打ちのタリアリーニのラグーソース(今度は絶対これにすると誓った私。ナスの入ったラグーも、薄いパスタもめちゃうま)
私の頼んだはチェントバッリ(テチーノの谷)のチーズ屋さんで作られたモッザレッラのサラダ
同僚の頼んだ鱸のムニエルオリーブ添え
これが私の頼んだ牛のワイン煮のポレンタ添え(ポレンタにだまされて注文。でもとろけるようなお肉でおいしかったです。)
フランコ氏のフィレ肉。すごいボリューム。
この後湖沿いを3人でそぞろ歩いて、いろいろなことを語り合い、苦手だなって思っていた同僚ともいろいろ話が出来て、少しわかったような気が。なかなか楽しい夜でした。

暑さの厳しい出張でしたが、テチーノって本当にいいところですよね。

Hot summer, or what

いやぁ。暑いですね。
木・金曜と2日間テチーノ州のルガノ・ロカルノへ出張だったのですが、地獄のような暑さの2日間でした。
仕事はなかなかでしたが、乗っていった車が問題。3時間弱の旅は、会社の運送担当のフランコ氏が運転してくれたので楽チンだったのですが、とりあえず運搬用のバンなので、前に3人乗り。私が真ん中でもう一人の同僚と団子三兄弟状態。朝6時のチューリッヒからは、涼しかったのです。
途中、だんだん暑くなったので、「クーラー入れていい?ボタンどこ?」との私の一言に、フランコ爆笑。
「先週さぁ、社長から電話が僕に入ったんだ。彼もね。僕に、クーラーのボタンはどこだって聞くんだよ。」との一言。
「だから、どこなのよ。。。」
「クーラー。ついてない。」
「・・・」
1年前に新しくなった会社のバンなのですが、買ったの誰???と言いたい。冬に買ったのか?どうせ、うちの社長代理にきまっている。ケチったのか。安かったにちがいない。いまどき、どこの世界にクーラーのない車が売ってるのよ。
木曜日はルガノで35度をマーク。移動するたびに、シャワーしたい。湖飛び込んで泳ぎたい。との妄想が。
そして金曜のチューリッヒへの帰り道、私たちを待っていたのは約17キロの魔のゴッタルトトンネル。道路のトンネルとしては世界で3番目に長いそう(Wikiで一応確認)。私たちは窓を閉めて、車外温度は40度。3人とも、一言も言葉が出ず。
帰ったときには足は、パンパン。象の足状態。
8時過ぎにもどったチューリッヒでは三年に1度の夏祭り、Zuerifestがはじまってて、すごい状態。そしてPatrouille suisseによる航空ショウの真っ只中。サンダーバードかなんか知らんけど、うるさいって。ヨーロッパ一高さを誇る、絶叫マシーンや、ジェットコースターもいつもは街の真ん中にたつのに、今年はうちの近所の公園に設置。家から軽く2キロは離れてるのに、絶叫が聞こえるんです。
その後は2日間続く、花火大会。
私もうだめかも。
いつもは楽しいお祭りも、クーラーなしの車には勝てませんでした。
合掌。