21.9.10

Duo with George Gruntz

かのGeorge Gruntzは今年78歳。そのグルンツ氏、本当にいつまでもお若いのです。
音を奏でるという行為がやはり脳を活発にするんだろうな。
いつも若い音楽家といっしょに新しいことをしようと言う姿勢だろうか。

昨日はWallisellen Musikfesttageと言う音楽祭に招待を受けたので行ってきました。
私がプロモを手伝っているトビアス・プライシクとのデュオ・コンサートでした。
グルンツ氏のピアノは、今の若い子達のジャズとはまったく違うメロディーライン。いわいるオールドスクールて言ったらつまんないけど、目をつぶって、心の赴くまま弾く彼の音は最高。

二人は昨年 "Little Horse - Ho !"という(たまらなくダサい名前ですが。。。グルンツ様命名)CDをこれまた,か・の・サクソフォニストDavid Liebmanと共に発表しました。
トビアスがまだ19歳の頃、ジェネレーションと言うジャズコンテストでグルンツ氏に認められてそれ以来のお付き合い。彼のおかげでかなりいろいろな道が開けたことと思います。

おもしろかったのは、さすがにここまでやってこられた巨匠だから、グルンツ氏、結構自分本位。

二人のCDからだけではなくって、いきなりスタンダードの曲を弾きだして(まったく打ち合わせなく。トビアス談)その雰囲気を踏まえながら、トビアスはあわせるらしい。
ジャズの醍醐味でした。