1.8.11

Ai Weiwei


お天気もいいし、ウエルネスに行けなかった私と山ちゃんはオーストリアのブリゲンツで今やってる噂の展覧会を見に行くことに。


あの北京オリンピックの鳥の巣をヘアツォーグ・デメロンと一緒に企画・設計した
艾未未(がいびび/アイ・ウェイウェイ)の展覧会です。


この展覧会が決まった後、中国当局に逮捕監禁されてスイスではかなり話題になったのです。
山ちゃんによると、ロンドンのかのビクトリア・アルバートもこの話題性から、この小さな美術館の展覧会をそのまま展示する事に決まったらしいです。


ほんま、最近の中国高速鉄道の話題といい、中国政府の行動は私たちには理解不可能な事が一杯ですよね。



この展覧会は彼の設計した建物の模型やビデオのインスタレーションが主なのですが、
一番上の階にあった彼のデザインしたこの 家具がおもしろいの。丸い穴がすべて少しずつずれてて、月の満ち欠けの様子になっている。




この展覧会が始まる直前に彼は釈放されましたが、展覧会場にはどこもかしこもFree Ai Weiweiと書かれている。エコバックも売ってたな。
このブログは政治的な話題は絶対書かないからあれなんだけど、本当に考えさせられますね。


ボーデンン湖の湖畔の街、ブリゲンツまではチューリッヒから来るまで1時間半。
やっぱり、大きい。この湖は。まるで海みたい。

2人でアイスクリーム片手に湖畔を散歩。
すると、巨大な頭を湖に発見。
ここブリゲンツで毎年行なわれるオペラの舞台装置でした。
ここのフェスティバルは毎年かなりの規模で、ひと夏だけの為に毎年趣向を凝らした
巨大な湖上に浮かぶ舞台をつくるそうです。
チューリッヒのオペラ座の年間券を持っているオペラファンの山ちゃん曰く、
アンドレ・シェニエという題名のイタリアのオペラで、恐怖政治が終わる三日前にギロチンにかけられるフランスの詩人の話のオペラらしい。

私はこういうオペラいまいち好きになれません。ミュージカルじゃあるまいし。大体、ミュージカルも苦手だし。
オペラは昔からの普通の劇場のがいいな。
DJボボじゃあるまいし。