8.9.11

Maerli fuer Erwachsene

秋のオークション展示会の最終日、秋だなぁという感じで少し寒くなったけど
今夜は久しぶりにいい陽気。
展示会の後、会社の女の子達5人と会社からすぐ近くにあるSeebadi Engeという湖の水泳場へ。
ここは夜は湖畔の素敵なバーとして解放されてて、素敵なコンサートが夏中開かれています。
今日は、大人の為の童話という意味の「Maerli fuer Erwachsene」というタイトルの少々ドイツ語上級者になりきっての読書会。4人のスイス人の役者や教養人達が作ったショートストーリーを読んでくれた。
その一人がコピーライターでタレントのフランク・バウマン。彼のひねくれたユーモアが私は結構好きで(私も天の邪鬼なもんで)、スイスに越して来た当時、なに言ってるか意味もわからないのに、彼のやっていた番組「ベンティル」を毎週欠かさず観ていました。
今日の彼のお話は、靴のサイズが47の日本人ツーリストとボトックスばりばりのドイツ人のマダムがでてくるお話。かなり、きつい。休憩の時に、日本人は犬の肉食べないし。と文句を告げた私に、これからは気をつけます。とニヤニヤ笑いながら答えてくれました。おもろい人や。
ストーリーの合間にソロで演奏していた我がメントーのトビアスも、フランクの弾丸のようなしゃべりはかなり疲れるけど、面白いとニヤニヤ話していました。

レト・フォン・グンテンという人も面白くって、いかにも知識人という感じを醸し出しつつ、ショウモナイ話をアクション入りで、かなりきっついベルンの方言で語ってくれました。(半分は理解不可能のドイツ語だったけど、一緒にいってたドイツ人の同僚も?の顔をしていたので、私だけではなかったようだ。ベルンドイツはきつい。でも、方言としてかなりかわいい。)

Seebadi Engeの観客席は京都の鴨川の床(とこ)みたいで、板張りの床(ゆか)に絨毯が所々敷いてあって、そこら中においてあるクッションに座って、寝転んだり、あぐら組んだり、三角座りしたりして、お酒やおつまみを食べながら楽しめるのです。
是非お試しあれ。
もうすぐここでムール貝を食べれる催しがあります。行ってみたい人連絡してね。