2.9.09

Vegi, again. But cooking myself.

なぜかベジタリアンでもない友人のJさんからのお誘いで、あのヒルトルの料理教室へ突撃。
Jさんはインターネットが使えない唯一の友人で当然申し込みが自分1人で出来ないので私を巻き込んだ模様。レストラン・ヒルトルは皆さんご存知の今年で創業111年を迎えるベジタリアンの殿堂。最近リニューアルしておしゃれ度アップ。チューリッヒの女性の待ち合わせ場所ナンバーワンではないでしょうか。
まずは、シェフのパスカルさんが私たちを地下のキッチン見学へご招待。プロのキッチンって何回入ってもそそられますね。うずうず。私なんでコックさんになれへんかったんやろ。絶対、昔の辻調理師学校のイメージのせいでは。。。私が子供の頃は、勉強でけへんかったら吉本芸能か辻調と言うのが大阪の常識やったしな。いまでは、どちらも日本一やけどね。(辻調出身の素晴らしいコックさんAさんへのホロー入ります。)
キッチンの横では、社長のロルフ・ヒルトルさんがスタッフと新しいメニューをテスト中。写真はひかえさせていただきました。
さてさて手を洗った後早速今日のメニューの説明。
いろいろなソースの作り方や、ベジタリアンのブイヨンの取りかたまできっちり丁寧、添加物は当然まったくなし。
10人以上の参加者が6つのコースメニューを作るので、さすがにかわいそうにずーとしし唐の中にチーズを突っ込んで小麦粉つけて油で揚げるのだけで2時間費やした方もいらっしゃいました。
わたしとJさんは、モロッコ料理のにんじんとプラムのタジンと、付け合せのアリッサのソースに、貝割れを入れたハーブバターなどいろいろ出来て楽しかったです。
シーザーサラダの中に、ベーコンの代わりに燻製の豆腐を使ったりするところはごあいきょのベジタリアンで、そこまでして肉の味が欲しかったら肉食べーや。といいたいところですが、いろいろ普段使ったことないようなシナモンやアニスを使ったアリッサやローズウォータやプラムを入れるモロッコ料理は最高やったし、デザートのレモンとしょうがをつかったパルフェはめちゃうま。
今度うちに山ちゃんが来たときに作れるレパートリーも増えて結構満足の私でした。
エプロンをはずして、席について各コースごとにお料理に合うワインやプロセッコがサーブされて、パスカルが美しく盛り付けしたお料理を参加者とおしゃべりしながら楽しく夜は更けて行きました。