9.12.08

Samichlaus und Lebkuchenhaus

今年もうちのいい子ちゃんたちのところに、Samichlaus がやって来てくれました。
毎年12月6日に、お隣の三人兄弟と家の王子で、聖ニコラウスを待つのが我が家のおきまりです。
普通はニコラウスさんは、スイス版のサンタさんなので赤い服を着て、家来の茶色い服を着たシュムッツリさんとロバを連れてくるのですが、家の場合、お隣の奥さんが、バーゼルの神父さんの娘さんで、その家に伝わる伝統の服を着た黒いニコラウスさんがやってくるのです。
毎年、この日は、朝からお隣の奥さんが、グリッティバンズという名のニコラウス型のパンを焼いてくれて、ニコラウスが一年間いい子でいた子供たちに持ってきてくれる、ナッツとみかんとチョコをその日の夕食として食べます。
一番上のお兄ちゃんは14歳とその下のお姉ちゃんも12歳大きくなってきたけど、毎年変わらずニコラウスさんの読み上げる「今年のお前は、よく勉強したな。友達とは仲良くしてるか。お母さんの言うことちゃんと聞けよ。フランス語の出来が悪かったそうだな。」などなど、ニコラウスの言うことをちゃんとふざけないで聞いて付き合ってくれる、ホントいい子達です。
結構このニコラウスを躾のだしに使う両親がスイスには多くいるです。ニコラウスに、あらかじめ子供たちの、長所と欠点の紙を渡しておいてそれを読み上げてもらうのです。
去年までは、マジでこの日のあとは、ニコラウスに怒られた事はただしていた王子ですが、今年は8歳で、隣の一番末っ子が9歳、もうそろそろニコラウスも信じてないのかと思いきや、嬉しそうにやってる2人を見て来年もこの伝統続けようね。と誓った私と隣の奥さんでした。
クリスマスは、王子とクッキーを焼いたりしていろいろ楽しみますが、今日は2人でお菓子の家を建てました。毎年これは楽しく作っています。うちに遊びに来た王子の友達たちは、ヘンゼルとグレーテルのように、ここについてるお菓子をとって食べてもいいことになっています。
クリスマスまでにはクッキーだけが残ってお化け屋敷状態です。