1.11.10

Autum holiday - Bormio

秋休み2週目。いざ イタリアへ出発。
ピエモンテのアルバでみんなに合流する前に先ずは家族でイタリアアルプスの村ボルミオへ。

本当は月曜日からツェルマットの標高3100mに位置するkulm hotelに泊まってマッタンホルンを窓から眺めて山を歩こうかとか言ってたんだけど、スイス冬突入で山も1000mからは雪とのこと…こうなったら、無理に寒いとこ行くのやめて1泊だけ何処かゆっくり出来るところに行こうとグーグルしたところ、素敵なホテルBormio Terme Bagni Nouviをボルミオというところに発見。
ボルミオはスイスのダボスから雪のフリュエラ峠を越えたスキーリゾート地。
早速フリュエラ峠の上で初雪に喜ぶ王子。
ホテルに着いてから、ひたすら何種類もある外と中のお風呂に入り、マッサージもしてもらって3人とも極楽状態。日ごろのストレスなんとやら。シャワー嫌い、お風呂大好きの王子のお気に入りはどろ風呂。ママに怒られずに、泥んこになれるなんて。。。とのコメント。

夜は、シーズンオフの静かなボルミオの村へ食事に。バイク少年(おじさん?)パト吉はここボルミオでのトライアルバイクの大会に毎年参加しているので、いつも泊まる(きったないであろう泥んこバイカーご用達)ホテルの横のアグリツーリズモのレストラン(ここはむちゃくちゃおいしいらし)に行きたかったのだけど、今日はレストラン休店日の月曜日。しかもシーズンオフ。ということでホテルのガイドに乗っていたレストランAl Filoへ。
ここが結構大当たりで、この地方Valtellinaの名物が食べられる名店だったのです。地下室は昔のローマ時代だかの壁が残ってるというしろもので(ちがったかな・??)とても素敵。
私は食事は当然この地方の名物のコースを取りました。
 まずはブレサイオーラと言う牛肉のドライハムにキャラメライズしたイチジクを添えたもの。
 この後、王子とパト吉はお肉。でも私は地方の名物コースなので、ヴァルテリーナ・ピツォケルと言うパスタ。そば粉で作ったパスタで、スイスのグラビュンデン地方にもありますが、ここのは平ぺったいきしめんのようなもの。バルテリーナチーズとクロイターシュティールと言う野菜に茹でたポテトがおきまり。見た目、こってりでヘビーなんだけど、なかなかいけました。

その夜部屋に戻ると、うれしいサプライズ。ベットの上にはお決まりのチョコレートと一緒に
小さなタブのかたちのものと、陶器の水入れが素敵なシルバーのお盆に。
メモにはお休み前にリラックス。水入れの中身はローズウーター。それをタブに欠けると小さなタオルに早がわり。部屋のジャグジーに使った後、そのタオルで首元を拭いてゆったりと薔薇の匂いのベットで眠りました。極上の極楽。。。

次の日、またお風呂にチェックアウトぎりぎりまで入って、アルバへ出発。ここからは車で4時間弱かかるので、チューリッヒから来るみんなとだいたい一緒ぐらいに到着予定。
お昼にコモ湖湖畔の街でピザを食べました。
この王子のピザ。Pizza americanoといいます。会社の同僚でイタリア・セコンドのフランコに言わせると、アメリカ人観光客のためにイタリア人が考え抜いた絶品だそうです。。。
(これって、旅行者をはめる罠??)
王子は、こんな素晴らしいピザが世の中に存在していいのだろうかと、真剣になやんでなやんで食べていました。
しかし…
彼にも4分の1しか食べ切れませんでした。ピザ・アメリカン凄し