30.11.10

Hallelujah to 'Lucy' in the sky with diamonds



今年最後メインイベント、そしてチューリッヒで一番トレンディと呼ばれているクラブ(トレンディという言葉自体がなんか古さ)カウフロイテンでのTobias PreisigGary Burtonのダブルコンサート。
私はまたもやCD売り子として参加。満員御礼の大成功のコンサートでした。
CDを売っていて感じたのは、当然チューリッヒでトビアスのホームグラウンドでのコンサートなので彼の音楽を知っている人がたくさん来てくれたけど、巨匠ゲィリー・バートン氏を聞きに来た人々もすごく気に入ってくれて入場料の高いコンサートでも、CDをたくさん買ってくださいました。

ゲィリーを聴きに来た人々にトビアスの演奏を気に入ってもらえて、嬉しかったです。

裏話ですが、さすが天下のカウフロイテン。 
バックステージもビールとかコーラじゃなくって、シングルモルトにシャンペーンでした。 
キャビアでも何でもこい。。。
聴きにきてくれたYちゃんに、T姉、FB友のKちゃんもありがとうね。これからも応援よろしく。



帰りのバンホフ通りでは、すっかりクリスマス。
去年までのトイレの電灯みたいなライトから、今年はバンホフ通りの商店からの寄付で昔までの光の雪のようなロマンチックなのに戻るといわれていましたが、
エコの世の中。当然LEDランプ。
Lucyという名前のこの電光。ピンクや水色も含まれていてロマンチックというかハローキティみたい。ビートルズのLucy in the Sky with Diamondsから名前をつけたらしい。ロマンチックよね。
今日トビの弾いたハレルヤにしろ今日は大好きな歌で頭が一杯です。

25.11.10

Roberto Fonseca

キューバの私の大好きなピアニスト Roberto Fonseca を山ちゃんと聴きに行きました。
私たちは2年前彼のコンサートを観て以来のファン。
ラテンのノリ最高です。ブエノビスタソーシャルクラブでおなじみの曲から彼のあたらしいCDの曲まで、外は寒ーい。雪もちらつくチューリッヒを忘れさせてくれるひと時でした。
アンコールなんて、いつまでやってくれるのというぐらいのり。ひさびさのスタンディング・オベーション当然のコンサートでした。

21.11.10

Lampenfieber...


今日から、このポスターがお店の近くに張り出されました。。。
大変なことになってきたぞって
すごくすごく緊張の毎日
12月までもつかなぁ


15.11.10

Camp jazz 2

今年で2回目のキャンプ・ロックならぬ、キャンプ・ジャズにチューリッヒで一番高い場所にあるシュターネンベルグと言う村の横のGPSにも地図にも名前の載っていないシュタイネンバッハという村に行って来ました。
去年と同じ山小屋をかりて寝袋もってです。
ここに来る度にロッキーホラーショウを思い出すとキーボードのマルコス。確かに。。。
山奥の谷の中の行き止まりの少し手前にあるこの小屋。少しいった所(といっても田舎の少しは1キロはある)の農家ではちょうど牛をしめた後で、包丁を振りかざしたおばさんがいたりして。。。(まじ、散歩してたら観たんです。私たち。)

でも、本当にいいところなんです。小屋の後ろには小川が流れていて、静かで。携帯も圏外でつながりにくし、缶詰になるのにはぴったり。
12月のコンサートも近いし、私も、バンドのみんなもやる気満々。
おじさんバンドなので、みんなそれぞれの家庭にお願いして週末を抜けさせてもらってまっす。。って感じですが、だからこそ何週間も前から、誰が何を担当して、金曜日から土曜日のメニューまで決めちゃって、おいしいワインもこの日のために探してくれたり、みんな超楽しみにしてました。普段いろいろ雑用をしている私は何にもしなくていい人。鍵の受け渡しとかこの家のことのみ担当。
いつもの、コックさんのセバスチャンのめちゃくちゃ豪華な朝食もみんなの楽しみのひとつ。
朝、一人早起きしてくれて、焼きたてのパンの匂いで目が覚める幸せをかなえてくれるのです。
こんな山小屋で誰が焼きたてのパン食べられると思います??? しかも、スコットランド産のワイルドサーモンを自分で燻製にしたもの、そのムース、野菜やハムの入った卵のオムレツ。
そこに、グルメおじさんのベースのアンディが持ってきてくれた完熟のパインにマンゴとブーブクリコ。(何しにきてんねん。と言う問いは無意味。)
到着日の夕食は元パン屋さんでただいまレストラン衛生管理士のサックスのレモが作ってきてくれたコレラと言う恐ろしい名前のパイ。
 
彼は、ヴァリス州のロイケバードと言う村の出身で、これがそこの郷土料理。
むちゃくちゃおいしいんです。
18世紀にヴァリスにコレラが流行った時に貧しい村の人たちはなすすべなく家にあるもので作った料理というのが起源だそうです。だから、コレラ。と言う名前。
なかには、茹でたポテト、りんご、ポロねぎ、キャベツ、ベーコン、ラクレットチーズなどが入っています。つなぎはなし。あっさりと、りんごの甘酸っぱさがきいてすごくおいしい。でも、かなりヘビー。ポテトにチーズだもんね。

食事はともかく。。。

まじ、練習しました。朝から晩まで。毎晩2時ごろまで。。。(ただ朝は超豪華な朝ご飯の為少し遅め。)
日曜日の帰る前3時ぐらいには、体中が筋肉痛。バイオリンの弦を押さえる指は豆できちゃうし、首はあざできるし。(おじさんバンド。。。なもんで)

でも、やりとげたぁーって気分です。今日、月曜日の会社は音楽のオーバードースで午前中は頭がまわりませんでしたが。みなさん、仕事と家庭に支障のないように遊びましょう。

4.11.10

5 Gegen 5

テニスクラブのチームメイトたちとスイス版100人に聞きました11月3日の"5GEGEN5"に出演しました。撮りは夏の暑い時だったので、秋の服装と言われてもピンと来ませんでしたが、
今日観てわかりました。
http://www.videoportal.sf.tv/video?id=853aa5c1-bf89-43a8-a8b9-cb2810dc8d94
またおひまな時に観てやって下さいな。
ちなみに番組はドイツ語しかもスイスドイツ語です。

ちなみに、ディルでポテトを味付けるとおいしいそうです。この答えがわかってたら私たちは今頃、5つ星ホテルで楽しいテニス合宿だったのにな。

2.11.10

Continue to our autum holiday -Alba

2010年は 夏の暑さと、その後の雨続きでワインはいまいちの出来だそうです。
そのかわり今年はトリュフが豊作だそうです。
と言うわけで、というわけでもありませんが、今年もアルバで私たちは白トリュフずくめです。
一緒に今回はじめて来たベジタリアン山ちゃんは、
「ベジタリアンとしてこんなにオフィシャルにぜいたくできるアルバは最高。きのこ万歳。」
と、菜食天国にひたってるし。


ご一緒させていただいたT姉のブログでもいろいろアップされてることだし、
私はいろんなレストランの白トリュフ特集。
先ずはアルバ市内のラリベラ
アグリツーリズモのアレッサンドロには、おっしゃれなとこだよ。
僕は言ったことないけど、結構ハイエンド。というあっさりとしたご意見。
トリュフ・ソムリエの免許も持つというオーナーの下
すごい量のトリュフを鰹節のように山盛り削ってくださいました。
ここのタヤリンパスタは、手できったものでなかなかの歯ごたえでおいしかったです。
でも、もう少しパスタがあたたかかったら満点かな。
手できったものでもう一つここでおいしかったのは牛肉タルタルのカルネ・クルダ。
ミンチマシンを通さないで、包丁でたたいた物らしく食感抜群。
かかってたオリーブオイルも最高においしくって(私の好きなリグリア地方のオイルだったと思う)超満足。


次に食べたトリュフはココットの卵とチーズにかけた物。
去年も来たブラのスローフードの本拠地にあるBoccondivino。この卵は本当においしかったです。でも、ほかの方が食べてたタジャリン・パスタの白トリュフは本当に邪道。
パスタの上にもう削ってあってテーブルに出てきたのです。
これが、チューリッヒとかほかの街で食べるならともかくも、お願いやわ。
でも、まあ、アルバで食べてるのではないから、しょうがないのかな。
ここは、サービスにしても、雰囲気にしても、ランチがいいお店と決定です。

次は、私は横でウィンウィンいわせながら回っているパスタマシーンに魅了されて注文した
バロロ・サルシッチャのラグーのタジャリン。
アレッサンドロに薦められたお店に行く為にラモロの街に来たのですが、そこが一杯で 
その後偶然入ったのがこのオステリアMore e macine
パト吉は外から一目でこの店に入りたいと思ったらしい。
期待を裏切らずにおいしいパスタでした。ここでは唯一王子が白トリュフを注文。
いわいるトリュフの殿堂のようなエノクラブやラリベラとは違って、
いわゆる量りにのせて削った分だけ払う式。
1グラムでも小さいお店は売り上げかなり違ってくるもんね。
真っ白のトリュフを2日間食べつくしている大人としては、ここで口を濁したくない。。。
少し色も赤めのトリュフでしたが、トリュフオイル好きの王子としては最高だったそうです。
(彼は去年のエノクラブの超トリュフパスタでかけすぎのトリュフに参ったからね。。。)

そして、そのトリュフの殿堂のエノクラブで最後の晩餐となりました。4回目。。。なぜか毎回来てしまう。雰囲気がいいのよね。今年はさすがに、中国人ウエイターさん出場。来るんだろうな。
まずは、トリュフの陰に隠れていつもピエモンテで食べそこなっちゃうポルチーニ茸をいただきました。私の大好きなホイル焼き。葡萄の葉っぱの上にベーコンと一緒に蒸されていて、最高。
ホイル焼き私は簡単だしおいしいし大好きなのですが、王子が嫌い。飛行機の食事の匂いがするというのです。そうなのかな?子供の味覚の記憶って不思議ですね。
ということで、最後はエノクラブのトリュフのパスタ。香り最高。おいしかった。


今年の旅行の目的は、アルバのトリュフ市もだけど
トリノで二年に一度行われるスローフード主催のSalone del Gusto
イタリア中のおいしいものが集まるメッセで。一言に言うと天国のようなところ。
といっても、本当のとこ、スローフードの民衆化と共にかなり商業的なメッセですが。
楽しいところにはちがいない。
T姉と私は本当食べたいものの好みが一緒でこの丸焼きでハーブがたっぷり挟まったハムをいただきました。ハムはおいしかったけど、それをはさんだパンが昔のイタリアの塩気も何にもない、乾ききった白いパンでそれが残念でした。思わず中身だけいただきました。
王子の食べたバロロ・サルシッチャのホットドックもおいしかったです。
何と半生のサルシッチャがはさんであるのです。
この後、シシリア島のブース近くでピスタチオのクリームや半生乾きのチェリートマトなどなど
おいしいものをゲット。いつも正しいことしか言わないはずの倫理観を大切にしている山ちゃんがぼそっと「やっぱり、イタリア男子はシシリアが一番ね。」と一言。
ブースをふーと見回すと、まじすごい。隣のコーナーのウンブリアの方々すみません。
シシリア男子すごし。


いつもの秋のグルメの旅でしたがお天気にも恵まれてとても気持ちのいい旅行でした。
一緒に旅行したみんな、楽しかったね。

アグリツーリズモCasa Ressia の新しい仲間、ジョニーと王子。
彼もいつかはトリュフ犬?

halloween 2010

今年のハロウィンはフランケンシュタイン。
楽しそうにトリックトリートしに出かけた王子でした。

1.11.10

Autum holiday - Bormio

秋休み2週目。いざ イタリアへ出発。
ピエモンテのアルバでみんなに合流する前に先ずは家族でイタリアアルプスの村ボルミオへ。

本当は月曜日からツェルマットの標高3100mに位置するkulm hotelに泊まってマッタンホルンを窓から眺めて山を歩こうかとか言ってたんだけど、スイス冬突入で山も1000mからは雪とのこと…こうなったら、無理に寒いとこ行くのやめて1泊だけ何処かゆっくり出来るところに行こうとグーグルしたところ、素敵なホテルBormio Terme Bagni Nouviをボルミオというところに発見。
ボルミオはスイスのダボスから雪のフリュエラ峠を越えたスキーリゾート地。
早速フリュエラ峠の上で初雪に喜ぶ王子。
ホテルに着いてから、ひたすら何種類もある外と中のお風呂に入り、マッサージもしてもらって3人とも極楽状態。日ごろのストレスなんとやら。シャワー嫌い、お風呂大好きの王子のお気に入りはどろ風呂。ママに怒られずに、泥んこになれるなんて。。。とのコメント。

夜は、シーズンオフの静かなボルミオの村へ食事に。バイク少年(おじさん?)パト吉はここボルミオでのトライアルバイクの大会に毎年参加しているので、いつも泊まる(きったないであろう泥んこバイカーご用達)ホテルの横のアグリツーリズモのレストラン(ここはむちゃくちゃおいしいらし)に行きたかったのだけど、今日はレストラン休店日の月曜日。しかもシーズンオフ。ということでホテルのガイドに乗っていたレストランAl Filoへ。
ここが結構大当たりで、この地方Valtellinaの名物が食べられる名店だったのです。地下室は昔のローマ時代だかの壁が残ってるというしろもので(ちがったかな・??)とても素敵。
私は食事は当然この地方の名物のコースを取りました。
 まずはブレサイオーラと言う牛肉のドライハムにキャラメライズしたイチジクを添えたもの。
 この後、王子とパト吉はお肉。でも私は地方の名物コースなので、ヴァルテリーナ・ピツォケルと言うパスタ。そば粉で作ったパスタで、スイスのグラビュンデン地方にもありますが、ここのは平ぺったいきしめんのようなもの。バルテリーナチーズとクロイターシュティールと言う野菜に茹でたポテトがおきまり。見た目、こってりでヘビーなんだけど、なかなかいけました。

その夜部屋に戻ると、うれしいサプライズ。ベットの上にはお決まりのチョコレートと一緒に
小さなタブのかたちのものと、陶器の水入れが素敵なシルバーのお盆に。
メモにはお休み前にリラックス。水入れの中身はローズウーター。それをタブに欠けると小さなタオルに早がわり。部屋のジャグジーに使った後、そのタオルで首元を拭いてゆったりと薔薇の匂いのベットで眠りました。極上の極楽。。。

次の日、またお風呂にチェックアウトぎりぎりまで入って、アルバへ出発。ここからは車で4時間弱かかるので、チューリッヒから来るみんなとだいたい一緒ぐらいに到着予定。
お昼にコモ湖湖畔の街でピザを食べました。
この王子のピザ。Pizza americanoといいます。会社の同僚でイタリア・セコンドのフランコに言わせると、アメリカ人観光客のためにイタリア人が考え抜いた絶品だそうです。。。
(これって、旅行者をはめる罠??)
王子は、こんな素晴らしいピザが世の中に存在していいのだろうかと、真剣になやんでなやんで食べていました。
しかし…
彼にも4分の1しか食べ切れませんでした。ピザ・アメリカン凄し