4.4.11

What's a festival, Cully !


 Cullyのジャズフェスは本当によくできてて
人気が出るのもわかるなあ。というのが私の今回の感想。

私たちが着いた金曜日はオープニングの日で、6時すぎた頃からだんだん屋台のタイ料理屋とか、ガレットを焼く屋台、チャイをだすバスの屋台などが開き始める。
私たちは土曜日のチケットをもらってるので、金曜日はOffサイトというワイナリーの倉庫を使って行われる小さなライブを、スイスワインと村の地図を片手に 回り歩く事に。



家族ずれで、屋台の食べ物を湖畔をたべるのもよし、友達と楽しく飲んで、ジャズを聴くのもよしで、すごい人ででした。でも、すごい人と行っても大都市のそれとは違ってちゃんとまっすぐ歩けるし、人ごみってほどでもなし。だだ気をつけなきゃいけないのは、全部のライブがが20時半に始まるので、調子に乗ってひとつのライブを聴いているうちに全部終わっちゃってるということに。でも、雰囲気最高だし、それでも大丈夫かな。

そしてラッキーな私はちは次の日、ニコルが手配しておいてくれた売り切りごめんのコンサートに。
ノリノリのニコルたちはあたらしいCD 『GO ON』をひっさげて登場。
いっつもでかい会場で言いたかったらしい、「Helloooooo. Cully」を連発しながら
熱く演奏していました。ダイナミックな本当にいつもながらすばらしいテクニックと彼女のチャーミングな笑顔
で会場を魅了していました。

この夜のハイライトは、私が大好きなイスラエル出身のベーシストのアビシャイ・コーエン

のコンサート。去年の冬にニコルのクリーの出演が決まった時にアビシャイか、今回グラミー新人賞を取ったエスペランサとのダブルコンサートと聞いて私もニコルも更に大喜び。どちらのアーティストも大好きだけど、アビシャイは去年ニコルと2人でチューリッヒで聞いて以来一番好きなジャズマンに格上げしていたので、超・喜んでいました。
本当にすごいコンサートでした。アンコールなんか何回やってくれるのみたいに、4回はでてきてくれて、最後はしかも、ピアニストと自分がかわってピアノを引き出す始末。
すごかったのは今回のライブからの新メンバーの若い21才のドラマー Itamar Doari。アビシャイも時々負けてたような気がする、彼のパワーに。特に彼のバスドラムの切れる音がもう最高。まじ天才。これぞ、ジャズドラマー。



 次の朝、夜の3時にホテルに着いたにもかかわらず、夏時間で1時間短くなるし、
ホテルの朝ご飯は日曜日なのに10時までだし、
つらい体にむち打って11時にチェックアウトして、祭りの後みたいな朝の静かなクリーを散策しました。
 これが、入り口の掲示板、我が友たちニコルとトビアスのコンサートは売り切れ御礼のシールが貼られています。
 黄色いコンティナー・ボックスが目印で、中には電気が入っていて夜は光ります。
音符マークはOffサイトのコンサート処。
 村のあちこちには矢印のコンティナーが。これを目印に酔っぱらいながらみんなが、ライブを聴きにワイナリーをまわります。
 この人は?そう、あの「ウォーリーをさがせ」のウォーリー君。ならぬ掃除担当の村の人。
このお祭りの最大の魅力は、村をあげてやってるところ。駐車場から、掃除の人から何から何まで村の人。ウォーリー君は「写真とってもいい」って私が聴くと。えっ?どうしてぼくって照れながらポーズしてくれました。この格好でゴミ拾いしてた彼は本当の意味のスターです。
最後におまけNicoleJoのメンバーたち。ドイツに帰る前にモンブランを前にチーズ。
このあと私は金曜日にもT姉といったおいしいLe bistrotのチーズバーガーを一緒に食べ、それぞれの帰路に着きました。
眠たかった。。。