6.10.09

Rietberg Museum

チューリッヒ大学のトムセン教授の企画で、国立歴史民俗博物館の久留島浩教授の
行列から見る日本近世社会と言う講義を受けました。大名行列とかのイメージ的には、「顔を上げるな無礼者。。。」なんていう大河ドラマのシーンで貧しい民衆が、エラそうにしている武士に切りつけられるシーンとか。大奥的なチャンバラ劇で2つの大名行列がすれ違う時に、どちらが先に通ってもいいのかでけんかになるシーンとかそういうイメージしかわかない私でしたが、
〈馳走〉と言う言葉、手桶や箒がどういう役割をしてるとか、本当は横で神妙に待ってるはずの民衆が本当はばくちしてたり、そばを食べていたりと、楽しそうなこと。
楽しい講義をありがとうございました。
その後、東洋美術史の建物の横にあるリトバーク博物館で今公開中のガンダーラ展を観に行きました。日本人が一番好きなインド文化ガンダーラ。仏像の顔が向いている角度などが、やはりギリシャですよね。