7.3.12

Fine food from Switzerland



スイスの各地方にも、それぞれその地方でしか手に入らない食材というのがありますが、クリスマスに我が家の義理マモンの美味しい七面鳥の付け合わせになるカルドンというジュネーブ州でしか売っていないごぼうのような食感の葉野菜もその一つ。

スーパーのミグロやコープでも、インターネットで見るとジュネーブ版のページに行かないとないし、ドイツ語圏のチューリッヒなんかではまず注文も出来ない。
会社のジュネーブ事務所で働いている同僚の女性にこの野菜を買ってきてもらおうとしても、その方は同じフランス語圏のスイス人でもヴァリス州のシオン出身で、カルドンの存在しら知らないし、食べた事もないそう。
義理マモンのお母さんはジュネーブ生まれだったから、我が家ではそれが当たり前のようにテーブルに上っていた。でも、最近はマモンの親戚の方々も天高い人となってしまい、なかなか手に入りにくい食材となっていた。
それを聞きつけた私のジュネーブ在住の友人が、日曜日に彼の住むジュネーブ郊外のカルージュという街の朝市に行って、彼が一番美味しいと思う瓶詰めのカルドンを買ってきてくれました。
これを見た義理マモンの喜び方は超かわいくって、1瓶はクリスマスまで置いておいて(今3月になったとこ。。。)、もう1瓶は次の日曜日に鶏のローストか、ローストビーフでも作って、その付け合わせにカルドンのベシャメルソースグラタンにしよう。と張り切っています。楽しみぃ。