28.8.09

Vegitarian pur..

今ロンドンで一番人気の界隈、ショーディチに行きました。私が住んでた頃はあまり足を運ぶことがなかった界隈です。最近は、おしゃれな店やビンテージショップが建ち並び、アーティストたちが住み着くようになって一躍人気に。シュピタルフィールドの向かいにある大好きなお店オールセイントで服を買い込んだ後、べジタリアンの山ちゃんのために選んだSafへ。
ここのべジタリアン料理はちょっとチューリッヒにあるえべジタリアンレストランのヒルトルよりまだ力が入ってる。というのも、小麦粉なんか体に悪いもんは一切使わない。いわいるローコストと呼ばれる加熱していない料理だけでもコースメニューが取れちゃう。べジタリアンの山ちゃんは、いつもならメニューに記されている(V)のわずかなチョイスのなかから選んでるけど、今日はメニュー全部がOK。目が輝いているのが伺えます。まあ、わたしも野菜は好きやし、体にいいもんは食べようのコンセプトで注文に。山ちゃんのおかげでいろいろ私も勉強させてもらってます。彼女はいわいるラクト・オボ・ヴェジイタリアンといって乳製品と卵は大丈夫。でもここのレストランはラクトフリーで乳製品もはいってないそう。

まずは、2人でとったスターターの盛り合わせ。ビートのラビオリ、カシューナッツで作ったオリジナル・チーズ、お米の代わりにパースニップを使った梅ときゅうりの巻き寿司などなど。結構いける。。とくにラビオリが最高。
メインは山ちゃんがセロリの根を皮の代わりにしたタコス。中は3種類の野菜。 私は無難なとこで玄米の焼き飯にお豆腐の照り焼き、キムチがついててなかなかおいしい。これならお肉とかなくても、日本人の私にはまったく大丈夫。ローコストはちょっと私には無理。。。夜は暖かく調理されてるものがいいし。
でも、このデザートだけはちょっとしんどかったかな。乳製品の代わりにカシューナッツを使ったくりーを使ったケーキ。しかも下の生地も小麦を使ったり焼いたりしないので、ナッツ類で作ったもの。
でも、ロンドンでいろいろ食べて今回思ったことの一つに、日本語と食材があふれていること。
日本語の乱用とはいかないけど、maki, age, yakiにはじまり、Yuzu, Wakame, Maccha, Okonomiyaki。
昔ロンドンのパブでカラオケ・ナイトの時に、隣に座ってたおじさんがわたしに「イギリス人は本当いろいろ発明したけど、このKaraokeは私たちの国民性にあったすばらしい発明だと思うよ。特に、みんで肩を並べて一緒に歌うのはパブでは最高だしね。日本にもカラオーキ(イギリス人はそう発音する)あるのか??」 と言われた時の事を思い出しちゃいました。この人の自信の持ち方には、どうもからっぽのオーケストラがカラオケと言う言葉になってね。。。なんていえませんでした。みんな絶対、昔の日本人がフレンチ食べに行ってメニュー解れへんかったころのようなもんちゃうんかな。
後日談ですが、ローコストで頑張ったベジタリアンの山ちゃんは夜おなががいたくって、眠れませんでした。胃が頑張って消化でききれなかったみたいでっす。
お肉万歳。