8.4.12

Sound of Heike


背筋がぞくっとした今日のコンサート。
知り合いのChris WiesendangerさんがジャズクラブMoodsの今月のレジデンスとして出演されるので聴きに行ったのですが、その夜のゲストとしてクリスさんに招待された方がこの方
Silvan・ 旭西・Guignardさん。
チューリッヒの音楽院でピアノを学び、ショパンの研究で博士号を取り、大阪大学に入学中に筑前琵琶を人間国宝の橘会宗範の山崎旭萃のもとで学んだというすごい方。

2種類の琵琶を演奏を説明とともに演奏してくださったのですが、最初に演奏された平家の琵琶に近いという楽琵琶は素朴な単音をリズムとともに奏でたようなな感じ。ふむふむ。深いなあ。と思いながらも、でも琵琶って語りながら弾く琵琶法師みたいなんではなかったっかなあと考えていると。こちらがもう少しモダンな琵琶で、と、筑前琵琶に持ちかえられての演奏が始まりました。題目は羅生門。
すごい。。。。
素晴らしく耳のいい方なんだろうな。日本語の発音が完璧。目を瞑ったら日本人の声にしか聞こえない。
背筋がぞくぞくする。
最近大河ドラマの平清盛にはまっている私は、琵琶の音って素敵だなぁと思っていたばかりなので、強烈でした。

いやあ。すごい人がいるもんだ。