27.11.11

Vanishing

Artists for Japan and the Future を一緒に企画・主催させていただいた平敷秀人さんの新しいパフォーマンスをT姉とよっちゃんと一緒に観に行きました。題名はVanishing
いつもながらの鍛えられたすばらしい動きに目を奪われました。

現代舞踊というのは、それどころか、ダンスと言うものを観に行く事はまずない私でしたが、最近秀人さんのダンスを始めたくさんみせていだだく機会に恵まれて
わからないから見ないという恐怖心もなくなり、最後まで楽しませていただきました。
具体と言うものもわかってきたような気がします。音楽にしても、絵にしても具体いわいるコンクレート・アートは考えすぎちゃダメなんですよね。いいと思えばいいし、題名とか、わからないとか怖がらないでたのしめばいいんですよね。

途中で山海塾のようなつるっとした日本で活躍されているダンサーの方が、徒然草を歌いながらさまよったりした時、横にいたT姉が笑いの渦にのみこまれちゃって、もうダメ。。状態。いっしょに、バカボンのレレレのレとかいいながら、たまらなくなりながらも、笑うのをこらえた私たちでしたが、公演のあと秀人さんに、ひと言「笑ってくださいよぉ。」と言われてまたまた目から鱗の私たちでした。なんか、静かに観てなきゃいけない感じがしてたんですけど。。違うらしい。だから、具体なんでしょうかね。自分が思ったように受け止めて感情を出しちゃっていいんですよね。クラッシックのコンサートでは最近拍手は公演の最後だけにしてください。演奏の邪魔になりますから的に言われる事が多くなったせいか
ちょっと緊張してました。わたしたち。
というか、どうリアクションしていいのかわからないんですよね。見慣れてないものは。
ジャズのコンサートだったら、どこで茶々入れるべきとかわかるんだけど。

こんなに楽しいもんなんだ現代舞踊は、とまた新しい経験でした。