1.11.11

Charlie Watts



王子がハロウィーンに出かけて、友達の家にお泊まりもしてくれるということで
久しぶりにパト吉と彼の大好きなブギウギのコンサートへ。

音楽なんでも大好きなんだけど、ビートの変わらないのは苦手。だから、ブギウギとテクノが少し苦手。

でも、今日のはいつもと違って私から提案。
だって、彼の好きなアレックス・ツヴィンゲンベァーガーというドイツ人のめちゃくちゃカルト的な人気ブギウギピアニストが、なんとローリングストーンスのドラマー・チャーリー・ワット様と一緒に組んで今ヨーロッパをツアー中の 
The ABC&D of Boogie Woogie
というバンドがチューリッヒに来るというのだから。

このたまらなく平凡なバンド名はメンバーの頭文字を取ったものらしい。

Axel Zwingenberger (p), Ben Waters (p), Charlie Watts (dr), Dave Green (b)

私とパト吉は、コンサート前にまずは食事しようよと、コンサートが行われるレストランもあるカウフロイテンに入って、席に着いたところ、なんと隣でお食事をされていたのは、
チャーリー・ワット様ご本人。品のいいトックリの赤いセーターにジーンズ姿。

隣に座っているブギウギピアニスト達のヘビー級とは大違いのロックンローラーでスリムなおじいさまって感じ。小さい街に住むとこういう事がラッキーよね。すごい普通の人ですこしびっくり。

でも、今日のコンサート客層もすごかった。普段のトレンディーなカウフロイテンとは打って変わって、私がきっと最年少???ってか?
白髪の波また波。ブギウギという音楽のせい?それとも、ローリングストーンズファン?

一列目をぶんどって、踊りまくっていらっしゃったおじいさまはコンサートの途中でしかも脱水症状で倒れるまでのハプニング。ここはどこ。。。わたしはだれ。。。

負けずに音楽に集中。の私。まじ、よかったっす。感動したっす。

チャーリー・ワット様は本当に音楽が好きなんだろうな。ストーンズの時も、クールで一人場違いにインテリっぽくてかっこいいけど、今日の彼はすごく嬉しそうにドラムを叩いていたように思えました。楽しいぃっていいながら。


チャーリー・ワット様には後光が射していてなかなか写真に顔が。。。
最後まで、優しい表情で、ストーンズファンのおじい樣方にサインを気軽にしてあげたり、自分の使っていたドラムのスティックを投げてあげたり、さすがロックンローラーはファンサービスがお上手。

二人のブギウギピアニスト達ものりのりでアンコールが30分以上続き、
合計2時間の中身の濃いいい夜でした。