3.11.08

Asian Art in London


友達からの誕生日プレゼントで、彼女とロンドンに行ってきました。


ロンドンに着くと、やはり4年間も学生として住んだ街なので、家に帰ったようです。


ロンドンへは、結構毎年行ってるけれど、私がいた頃から比べると便利になりました。


地下鉄はオイスターカードという、プリペイができたし、後何分で来るという時間の表示はホームだけじゃなくって、改札で見れたり、しかも後1分と出たら本当に1分で来るし。。。うそみたいです。


でも、グローバリゼイションってやはり便利のようで、寂しいモンです。


おいしいコーヒーがイギリスでも飲めるようになった頃から、なんかすべてがつまんなくなった点もいっぱいかな。イギリスでは紅茶が飲めてよかったじゃん。と言い切りたい。あの、ミルクを入れないと飲めないくらい濃いー紅茶。あの、石灰が一杯入ってる硬水でないと出ない味。その紅茶まで、緑茶やハーブティにおされて、ラッテマキアートならぬティー・マキアートなんて飲みたくもないです。


一応一緒に行った友人は仕事も一緒にしてる女性なので、お互い趣味と仕事が同じ。いつもは、2人で、美術館と展覧会のはしごなのですが、今回はRoyal Academyでのビサンチン展以外は、すべて東洋美術を専門にしているアートディーラーとオークション会社巡りでした。


それも、来週までやっているAsian Art in Londonというアートフェアーの為なのです。http://www.asianartinlondon.com/

ロンドンの3ヶ所のディーラーが集まる地区に分かれて、毎晩Late Opening と称して、各ディらーがオープニングを催したり、オークション会社がそろって東洋美術のセールをしたり、美術館が東洋美術の展覧会やレクチャーをしたりと盛りだくさん。私たちも、忙しく西へ東へと歩き回りました。


以前、学生時代、研修させていただいたクリスティーズの日本美術の方々にあったり、
私のアシスタントを学生時代してくれてた人が、サザビーズで20世紀の家具などを専門に頑張っているので、彼女に会いに行ったり。いつも、うちの会社に来てくださるディーラー主催のカクテルに言ったり、本当に忙しかったです。でも、本当楽しかったし、最近の市場の情報交換もできて、勉強になりました。
一緒に行った彼女と2人で、ロンドンに遊びに行って、実は仕事している自分が笑えちゃいます。

今回のディラー巡りで一番面白かったのは、ケンジントンチャーチストリートにある、マーチャント・アンド・ソンの明時代の古染付けです。伊万里と見分けるのが本当に難しいものもたくさんあって、おもしろいですよ。http://www.marchantiques.com/sales.asp?category=100