20.11.08

Japanese Embassy in Switzerland



今回の母の旅の目的でもある、スイス日本大使館での除幕式が雨の中行われました。

小松一郎大使との歓談の後、大使館の皆様に囲まれ母の絵が大使館の入り口に飾らました。


外務省の方々はさすがで、すべて母に関するプロファイリングをされていて、今までどこの国の大使館に母の絵があるか、切手のデザインをしたこと等いろいろご存知で、日本画家の絵が外務省買い上げや、外務大臣賞などを頂くと、その絵は海外の日本大使館にいくのですが、本人もどこに絵が行ったかわからなかったけれど、今回そのプロファイリングのおかげで、リビア・カンボジア・バーレーン・ナッシュビルにあるということがわかりました。自分の子供たちがどこにいるか判るというのは嬉しいことですね。母上。


除幕式の後、大使公邸にて昼食会があり、おいしいお食事を頂きました。
越川和久シェフのすばらしいお食事を頂きました。口取りの焼き木の子はたぶんポルチーニ茸を松茸風にアレンジしされて焼かれたものであったり、お椀物のおだしは、かつおと昆布がとてもきいていて、とてもおいしゅうございました。

スイスのフィレ肉もおいしかったですが、ブルーチーズをのせて焼いた銀鱈の味噌焼きは美味でした。真似させていただきます。それから、超かわいらしかった一品がこの手毬寿司。
赤出しも山椒が効いていてとてもおいしかったです。

大使がとても大切にされていらっしゃる、日本食を通じて日本文化を外国の方に理解していただくというお話は本当に感銘しました。

韓国や中国の方が経営しているすし屋にはじまり、Wagamamaなどのまずーーーいラーメン屋さんの料理を日本食と思われている現実はひどいですものね。繊細な日本料理や日本の味覚を伝えて行きたいものです。


母の次のスイスでの個展も来年の11月にエレンリヒャ-ド・ギャラリーにて決めることができましたし、いろいろばたばたと忙しい10日間でした。母上お疲れ様でした。


Galerie Ellen Richard
Seestrasse 160
8700 Küsnacht