29.7.09

Tsutenkaku Jazz

アトリエ澤野企画の通天閣Jazzに行ってきました。
澤野さんのとこは、Jazzlifeの雑誌で見て前から興味があったのですが、今回偶然なんばパークスに「&音(andon)」という名前の澤野工房の出店で、偶然かかっていた曲が気になって店員さんに聞いたところ教えてもらったのが、トヌー・ナイソー。エストニア人のピアニストらしい。しかも、7月25日に通天閣Jazzに出るらしい。ナイソー・トリオのCD2枚ゲット。きれいな澄み切った音。コンサートが楽しみ。

ということで、奄美大島の暑さの後、雨の大阪。もうすぐ8月なのにまだはっきりと梅雨明け宣言はしてないとのこと。洗濯もんは乾けへんし、大変。結構肌寒いくらいの大雨の日の夜。

大阪の女性ってふつう通天閣とか行きませんよね。新世界はこわいイメージがあるし、特に南海沿線出身としては、新今宮の駅の下だけは若いお姉ちゃんの行くとこでは、なかったし。。。
結果、一緒に行った母と新今宮駅の高架のしたで、タクシーを拾って通天閣まで行きました。母も通天閣はひさしぶりらしい。
え。この界隈、思ったよりきれい。チケット購入後、時間があったので、新世界散歩に出かけました。

結構ディープな感じの劇場。ファンのお姉さん達が、白塗りのデーモン小暮みたいな役者さんたちと写真を撮っている。劇場のようです。このあと、おいしそうなお豆腐屋さんや、澤野工房の本拠地である草履やさん、近江屋、八重勝、ディープな感じのカフェーを横目に、コンサート会場である通天閣の3階へ。

澤野工房の社長の澤野さんは、とっても気さくな浪速ダンディなおっちゃん。お忙しい中、早速お話してもらえて、Tobias "マエストロ"Preisigの日本エイジェントとしてCDのデモを手渡しできました。めちゃラッキー。

社長のあいさつと、ビリケンさん着ぐるみの登場の後。

小豆島出身で元演歌歌手の伊藤君子さんと大石学さんのピアノ。私は、ボーカルは苦手なのですが、彼女の津軽弁で歌うジャズは最高。古いユーミンの歌の歌詞を思い出しちゃいました。津軽弁ジャズにめちゃくちゃ合ってます。

1セット目の休憩。この通天閣Jazz最高におもろいのは、会場にあのだるまが出店していて、2度付けお断りの串かつを揚げてくれること。ジャズ聴きに来て、串かつ。モダンやね。横に座って一緒にジャズの話に花が咲いたお兄さんは、かの四天王寺の釣り鐘饅頭屋さん。いろんな人来てます。ここ。

いよいよ登場、トヌー・ナイソー。ちょっと、ぴちぴちのシャツから覗いたおなかが気になりますが、今日は音楽聴きに来てんやしと自分に言い聞かせます。今日のトヌーはピアノのソロです。結構音響いいです、通天閣。素敵。聞かせてくれます。ピアノの音きれい。

きれいな夜景に、天神祭の花火も映って(私は見てません。母が観たそうです。)素敵な新世界の夜でした。この後、新世界にはまってしまった私は、2日後に沖縄旅行の帰りに大阪によってくれた東京のKちゃん親子を通天閣ご案内しちゃいました。(といっても、私は澤野社長っとこに寄り道して、その上コーヒーまでごちそうになって、面白い話聞かせてもらってる間に、勝手に通天閣の上にあがってもらっただけですが、面目ない。Kちゃん今度はもっとちゃんとガイドするからね。)

女性にお勧めの行き方。JR環状線の改札か地下鉄恵美須町から行くと、新世界行きやすいししかもおもしろいとこいっぱいありますよ。澤野さんこれからも新世界をJazzしてください。

Line up: 1st set Kimiko Ito (Vo), Manabu Ohishi (p). 2nd Set Tonu Naisso (p).